テレワーク導入のための就業規則作成・変更の実務

  • 1,980 円 (会員価格) (税込)
  • 定価: 2,200 円 (税込)
  • 著者

    弁護士 池内康裕 著

  • 出版社

    清文社

  • 発行日2021年07月13日
  • 判型A5判 264 頁
  • ISBN978-4-433-75751-9

令和3年3月公表の厚生労働省ガイドラインに基づき、テレワークを通して柔軟な働き方を実現するという観点から、就業規則の解説だけでなく、残業代トラブルを防ぐための対策やフレックスタイム制・事業場外みなし労働時間制等の「柔軟な」労働時間制についてもわかりやすく解説。

在庫5個

【商品説明】

令和3年3月公表の厚生労働省ガイドラインに基づき、テレワークを通して柔軟な働き方を実現するという観点から、就業規則の解説だけでなく、残業代トラブルを防ぐための対策やフレックスタイム制・事業場外みなし労働時間制等の「柔軟な」労働時間制についてもわかりやすく解説。

【目次】

目次
第Ⅰ章 テレワーク総論
1 テレワークの概念
 1 テレワークの定義
 2 テレワークに関連・類似する用語
 3 テレワークの歴史
2 テレワークのメリット/デメリットを考える
 1 メリット
 2 デメリット
 3 メリット・デメリットを踏まえた検討の視点
 4 テレワークと日本型雇用の未来
第Ⅱ章 テレワークと就業規則
1 就業規則とは
 1 就業規則の意義と効果
 2 企業にとっての就業規則を作成する意味
 3 就業規則の作成義務
 4 就業規則の記載事項
 5 就業規則に何を書いても有効なのか
 6 就業規則の作成と変更手続
 7 就業規則の手続上の有効要件
 8 就業規則の不利益変更
2 テレワーク導入のための就業規則の留意点
 1 法律上、就業規則が必要な場合
 2 法律上、必要がない場面での就業規則の活用
 3 「テレワークに関する就業規則」と一般の就業規則
 4 個別の同意と労働条件の明示
 5 テレワーク導入の手順
第Ⅲ章 就業規則例
1 在宅勤務就業規則例
第1章 総則
第2章 在宅勤務の許可、勤務場所、服務規律
第3章 在宅勤務時の労働時間等
第4章 在宅勤務時の勤務体制等
第5章 在宅勤務時の給与・費用負担
第6章 災害補償
2 緊急時在宅勤務就業規則例
第1章 総則
第2章 緊急時在宅勤務の許可、勤務場所、服務規律
第3章 緊急時在宅勤務時の労働時間等
第4章 緊急時在宅勤務時の勤務体制等
第5章 緊急時在宅勤務時の給与・費用負担
第6章 災害補償
3 サテライトオフィス勤務就業規則例
第1章 総則
第2章 サテライトオフィス勤務の許可、勤務場所、服務規律
第3章 サテライトオフィス勤務時の労働時間等
第4章 サテライトオフィス勤務時の勤務体制等
第5章 サテライトオフィス勤務時の給与・費用負担
第6章 災害補償
4 モバイル勤務就業規則例
第1章 総則
第2章 モバイル勤務の許可、勤務場所、服務規律
第3章 モバイル勤務時の労働時間等
第4章 モバイル勤務時の勤務体制等
第5章 モバイル勤務時の給与・費用負担
第6章 災害補償
第Ⅳ章 就業規則付属様式例
1 在宅勤務者誓約書
2 サテライトオフィス勤務者誓約書
3 在宅勤務許可申請書
4 同居の親族等の同意書
5 在宅勤務命令書
6 事業場外みなし労働時間制の適用対象者の労働条件通知書
【巻末資料・就業規則本則】

【著者紹介】

池内康裕(いけうちやすひろ)
弁護士(大阪弁護士会)。
2018年に大阪市清掃連合協同組合顧問に就任。
労働・労務の経営者側代理人/債権回収/クレーム対応/契約書作成その他商取引に関する相談/保険業法関連/新商品の開発・新規ビジネスの立ち上げに関する法的助言/許認可手続における行政対応/顧問弁護士業務など、法人向けの企業法務全般に関する相談を受けている。
現在、顧問先企業向けに月1~2回程度勉強会・セミナーを開催している。2020年度開催例として、「失敗の本質」から学ぶ企業経営/新型コロナウイルス感染拡大を踏まえた労働問題/人事考課・査定の基本的考え方/電子契約についての実務上の留意点/労働施策総合推進法を踏まえたハラスメント対策などがある。