配偶者居住権の税務詳解

  • 3,762 円 (会員価格) (税込)
  • 定価: 4,180 円 (税込)
  • 著者

    税理士 塩野入文雄 著
    税理士 梶野泰子 著

  • 出版社

    清文社

  • 発行日2021年12月01日
  • 判型A5判 460 頁
  • ISBN978-4-433-72951-6

相続税法に規定する法定評価の考え方をひもときながら、多種多様なその設定パターンごとに評価方法を紹介。さらに、事例にあわせて小規模宅地等の課税特例の適用についても詳説。
税法と民法の扱いの差が交錯する場面、賃貸をめぐる取扱いにも切り込んだ解説書!

在庫5個

【商品説明】

相続税法に規定する法定評価の考え方をひもときながら、多種多様なその設定パターンごとに評価方法を紹介。さらに、事例にあわせて小規模宅地等の課税特例の適用についても詳説。
税法と民法の扱いの差が交錯する場面、賃貸をめぐる取扱いにも切り込んだ解説書!

【目次】

第1章 概括
 《導入事項》
 第1節 民法(相続法)の概要\
 第2節 配偶者居住権の登記(概要)
 第3節 税務の概要
 第4節 まとめ
第2章 税務に関する基本的事項
 第1節 配偶者居住権の評価関係
 第2節 小規模宅地等の課税特例関係
 第3節 譲渡所得の課税関係
 第4節 不動産所得の課税関係
第3章 事例検討
 第1節 総合的な検討
 第2節 設定段階
 第3節 存続期間中
 第4節 消滅段階
第4章 検討課題(論点等)
 第1節 継続賃借人との関係
 第2節 法定評価規定及び小規模宅地等の課税特例に関する見直しの必要性等
第5章 結語─配偶者居住権の税務と法務の実務上の視座

【著者紹介】

税理士 塩野入 文雄(しおのいり ふみお) 
 《第1章(第2節を除く)、第2章、第4章及び第5章の執筆を担当》
【経歴】
 昭和50年 慶応義塾大学法学部法律学科卒業
 平成21年 税理士登録
 平成21年 青空税理士法人
 平成24年~個人事務所開設(開業)
 平成25年~東京税理士会 会員相談室(面談相談)相談委員
 平成27年~野村資産承継研究所 主席研究員
【著書等】
 『第4版 要点・譲渡所得[第一編 総説・不動産譲渡の特例等関係]』
 『第3版 要点・譲渡所得[第二編:株式等の譲渡所得・信託と譲渡所得関係】』
                                  [法令出版]
 『Q&A 贈与税・相続税の事業承継税制の実務 詳解
   ─非上場株式及び個人事業の納税猶予制度適用の検討に向けて─』[大蔵財務協会]
 『新株式評価通達対応 非上場株式の評価ガイドブック』[ぎょうせい]
 『Q&A 空き家をめぐる税務─空き家譲渡の3,000万円控除の特例を中心に─』
                             [新日本法規出版]
 『Q&A 相続税 要点 小規模宅地等の特例─財産の三世代間継承に向けてⅢ─』
 『Q&A 教育資金一括贈与の特例─財産の三世代間継承に向けてⅡ─』
 『Q&A 要点 贈与税─財産の三世代間継承に向けて─』  [法令出版]                               
 『税制改正の要点解説』(平成22年度~令和3年度)[清文社] ほか

税理士 梶野泰子(かじの たいこ)
 《第1章第2節及び第3章の執筆を担当》
 【経歴】
  昭和59年 早稲田大学法学部卒業
  令和2年 筑波大学大学院ビジネス科学研究科企業法学専攻(博士前期課程)修了
  令和2年 税理士登録