遺産分割における弁護士・税理士の協働と連携

  • 2,970 円 (会員価格) (税込)
  • 定価: 3,300 円 (税込)
  • 著者

    税理士 守田啓一、弁護士 角学 著

  • 出版社

    清文社

  • 発行日2020年07月24日
  • 判型A5判 336 頁
  • ISBN978-4-433-72610-2

遺産分割における法務・税務の双方の誤認、誤解をクローズアップし、弁護士と税理士のスムーズな連携のための解決すべき課題を明確に、ノウハウを解説。

在庫4個

【商品説明】

遺産分割における法務・税務の双方の誤認、誤解をクローズアップし、弁護士と税理士のスムーズな連携のための解決すべき課題を明確に、ノウハウを解説。

【目次】

第1章 協働と連携の基本と相続開始前の対応
<協働の基本姿勢>
 1 弁護士・税理士の協働と情報の共有化
 <遺言書の作成>
 2 遺言書の作成①~概要
 3 遺言書の作成②~包括遺贈と特定遺贈
 4 自筆証書遺言書の作成~自筆証書遺言書保管制度の活用
 5 法人に対する遺贈

第2章 相続開始後における協働と連携
<遺言の確認>
 1 遺言執行者
 <遺産分割全般>
 2 遺産分割の意義
 3 遺産分割の時期
 <相続人>
 4 相続放棄①~原則
 5 相続放棄②~例外
 6 相続放棄③~熟慮期間
 7 共有持分の放棄とみなし贈与
 8 相続人の範囲
 9 限定承認
 10 相続債権者、受遺者の請求による財産分離
 11 相続人不存在と清算型遺贈
 <遺産の範囲と帰属>
 12 遺産の範囲
 13 不当な財産処分
 14 遺産分割前の預貯金債権の行使
 15 配偶者短期居住権
 16 配偶者居住権
 17 死亡退職金・死亡弔慰金等の遺族給付
 18 収益物件の賃料の帰属
 <遺産の評価>
 19 遺産の評価
 <各相続人の取得額の確定―特別受益・寄与分>
 20 特別受益
 21 生前に贈与された財産
 22 特別受益の持戻し免除の意思表示の推定
 23 寄与分
 24 特別の寄与
 <分割方法>
 25 遺産分割方法~換価分割と代償分割
 26 遺産の未分割、一部分割①~原則
 27 遺産の未分割、一部分割②~預貯金の仮払い
 28 相続分の(一部)譲渡

第3章 遺産分割後における協働と連携
 1 共同相続における権利の承継の対抗要件
 2 遺留分侵害額請求
 3 遺留分侵害額請求・遺産分割の解決金
 4 遺産分割のやり直し

参考資料
 1 改正民法(相続編)関係施行日と経過措置
 2 遺産分割に参加できない者に係る手続

【著者紹介】

守田啓一(もりた けいいち)
税理士
NHB税理士法人社員税理士

1954年生まれ
1986年税理士登録
東京税理士会会員講師、日本税務会計学会訴訟部門委員、租税訴訟学会理事
<主な著書等>
「所得税確定申告の手引き」(共著・中央経済社)
「相続時精算課税の実務」(共著・税務経理協会)
「事例から見た税理士の注意義務」(共著・ぎょうせい)
「所得区分と経費性の判断」(清文社)

角学(すみ まなぶ)
弁護士・税理士
弁護士法人葛飾総合法律事務所代表弁護士

1989年生まれ
2016年弁護士登録(東京弁護士会)
2019年税理士登録
租税訴訟学会理事、東京弁護士会高齢者障がい者委員会委員
<主な著書等>
「よくわかる相続2020年版(日経MOOK)」(共同監修・日本経済新聞出版)
「刑事事件21のメソッド」(共著・第一法規)