退職金をめぐる税務

  • 2,574 円 (会員価格) (税込)
  • 定価: 2,860 円 (税込)
  • 著者

    公認会計士・税理士
    新名貴則 著

  • 出版社

    清文社

  • 発行日2022年05月25日
  • 改訂年新版
  • 判型A5判 320 頁
  • ISBN978-4-433-70912-9

勤務形態の多様化や海外勤務、定年延長や嘱託等の導入、出向・転籍等、複雑化する退職金の税務を豊富な図表と退職金支給ケースの実例でわかりやすく解説。令和4年1月より導入された「短期退職手当等」の取扱いなど最新改正を織り込み。

在庫5個

【商品説明】

勤務形態の多様化や海外勤務、定年延長や嘱託等の導入、出向・転籍等、複雑化する退職金の税務を豊富な図表と退職金支給ケースの実例でわかりやすく解説。令和4年1月より導入された「短期退職手当等」の取扱いなど最新改正を織り込み。

【目次】

第1章 退職金と税務(基本)
 1 退職金制度の概要
 2 退職金を支給する側の税務
 3 退職金を受け取る側(退職者)の税務

第2章 年金と税務(基本)
 1 年金(掛金)を支払う側の税務
 2 年金を受け取る側(受給者)の税務

第3章 退職所得控除額
 1 退職所得控除額の重要性
 2 勤続年数の基本的概念
 3 他社での勤務期間も通算して退職金を支給する場合
 4 同じ年に2か所以上から退職金を受ける場合
 5 前年以前4年以内に退職金を受け取っている場合
 6 障害者になったことに直接基因して退職する場合
 7 短期退職手当等の導入

第4章 役員と退職金
 1 役員の範囲
 2 役員給与の基本
 3 使用人に対する退職金との違い
 4 過大役員退職金の判断
 5 役員退職慰労引当金から支出した場合の処理
 6 特定役員退職手当等の取扱い

第5章 退職金の打切り支給
 1 原則的な取扱い
 2 役員に対する退職金の打切り支給
 3 使用人に対する退職金の打切り支給

第6章 出向、転籍と退職金
 1 出向と転籍
 2 給与負担の取扱い
 3 出向時の退職金負担の取扱い
 4 転籍時の退職金負担の取扱い
 5 完全支配関係下での出向及び転籍

第7章 退職金制度の終了・変更
 1 退職金制度の廃止
 2 役員退職金制度の廃止
 3 確定拠出年金制度等への移行

第8章 非居住者と退職金・年金
 1 非居住者と源泉徴収
 2 非居住者と退職金
 3 非居住者と公的年金等

第9章 その他Q&A

【著者紹介】

新名 貴則(しんみょう たかのり)
公認会計士・税理士
京都大学経済学部卒。愛媛県松山市出身。
有限責任あずさ監査法人にて、主に会計監査と内部統制構築に従事。
日本マネジメント税理士法人にて、個人商店から上場企業まで幅広く顧問先を担当。
平成24年10月1日より新名公認会計士・税理士事務所代表。

【著書】
『Q&Aでわかる 監査法人対応のコツ』、『148の事例から見た是否認事項の判断ポイント』(共著)、『消費税申告の実務』(共著)(以上、税務経理協会)