実践・建築の企画営業
- 3,564 円 (会員価格) (税込)
- 定価: 3,960 円 (税込)
- 著者
秋山英樹 著
- 出版社
清文社
- 発行日2020年11月02日
- 改訂年第13版
- 判型A5判 458 頁
- ISBN978-4-433-77130-0
土地の読み方からビル・マンションの建築企画・事業収支計算までを網羅。
中古建物の有効活用、コンバージョンの解説についても触れ、現場で役立つ知識を詳しく解説。
在庫4個
【商品説明】
土地の読み方からビル・マンションの建築企画・事業収支計算までを網羅。
中古建物の有効活用、コンバージョンの解説についても触れ、現場で役立つ知識を詳しく解説。
【目次】
第1章 企画営業で必要な知識と姿勢
1.プロとアマの違い
2.企画営業に必要とされる能力とは
3.不動産データ・イメージの鍛え方
4.営業マンから資産アドバイザーへ
第2章 企画営業とは何だろう
1.今、なぜ“企画”なのか
2.時代の変化を読む
3.建築・不動産のパラダイム
4.2つの企画営業の形
5.企画は売れるか
第3章 営業情報の集め方
1.情報を手に入れるには
2.街を歩きながら情報収集
3.新聞・専門誌を読みながら情報収集
4.人と話しながら情報収集
第4章 土地の読み方
1.土地を読む必要性
2.土地の面積と所有者を知るには
3.土地の価値のつかみ方
4.借地の場合はどうするか
5.定期借地とはどんな借地か
6.借家人がいたら-立退料の算定方法
7.土壌汚染も調査する
第5章 土地の価値と土地活用
1.何もしない土地は“不産”だ
2.リスクとリターンによる土地の価値の考え方
3.“良い土地”と“悪い土地”の見分け方と解決策
4.地主へのアプローチと動機付け
5.土地活用の選択肢
6.受注への攻略
第6章 建築可能面積の算出
1.建物のボリューム
2.建物のボリュームに影響を与える要因
3.容積の移転による新たな土地活用の考え方
第7章 知らなくてはいけない道路の読み方
1.道・道路・計画道路
2.建物と道路は一体で考える
3.こんな道路の幅員はどう考えるか
4.どこを買収すればボリュームが多く取れるのか
第8章 土地・建物にかかる税金
1.企画営業と税金
2.不動産に関係する税金
3.不動産を取得したときにかかる税金
4.不動産を保有しているときにかかる税金
5.不動産を売却したときにかかる税金
6.不動産を相続したときにかかる税金
7.不動産を贈与されたときにかかる税金
8.相続時精算課税制度
9.企画営業における節税提案
第9章 建設方式の数々
1.6つの建設方式
2.自力開発方式とは
3.サブリース(一括借上げ)方式とは
4.建設協力金差入方式とは
5.土地信託方式とは
6.等価交換方式とは
7.定期借地方式とは
8.各事業方式の比較
第10章 不動産投資と投資利回り
1.不動産投資の基本的考え方
2.元本として考える賃貸建物
3.投資利回りのいろいろ
4.内部収益率(IRR)の考え方
5.不動産価格の考え方
6.DCF法による不動産価格
7.割引率(期待収益率)の考え方
第11章 知っておくと役立つ建築知識
1.耐震設計の歴史でわかる耐震性能
2.壁構造とラーメン構造の違い
3.鉄骨造の実践的基礎知識
4.鉄筋コンクリ―ト造の実践的基礎知識
5.鉄筋コンクリート造を長持ちさせる方法
6.鉄筋コンクリート造を100年建築にする実践的方法
7.耐震・免震・制震構造とは
第12章 建て替えか改修か
1.建て替えを考える4つの理由
2.耐震不安にどう答えるか
3.建物の老朽化不安・陳腐化不安にどう答えるか
4.耐用年数の考え方
5.建て替えを考えるときの注意点
6.中古建物から既存建物へ
7.既存建物の耐震診断と耐震改修
第13章 コンバージョンと中古建物の有効活用
1.コンバージョンとその背景
2.住宅にコンバージョンする場合の法的制限
3.住宅にコンバージョンする場合の技術的な問題
4.コンバージョンに適した立地と建物
5.コンバージョンの3形態
6.コンバージョンの工事費
7.コンバージョン計画の進め方
8.賃貸型と分譲型
9.コンバージョンの事業収支計算
10.今後の課題
第14章 事業収支の設定条件の考え方と算出法
1.設定条件の概要
2.総事業費の算出
3.資金調達
4.経常収入
5.経常支出
6.減価償却
第15章 長期事業収支計算の仕方と読み方
1.収支計算の仕組み
2.減価償却費の計算方法
3.税金の求め方
4.長期事業収支計算の仕方
5.長期事業収支から何を読むか
【著者紹介】
秋山 英樹(あきやま・ひでき)
一級建築士、不動産コンサルタント、日本建築学会正会員。
東京藝術大学大学院建築研究科修了。村田政真建築設計事務所を経て、現在、一級建築士事務所 株式会社ユニ総合計画代表取締役。不動産コンサル21研究会代表。100年建築と健康建物をモットーに、建築実務家として住宅設計をはじめ、土地活用にからむ建築企画・不動産コンサルから建物の設計・監理までを行い、いわば事業コンサル型の建築家といえる存在。地主や建設・不動産業者等の専門家向けの各種講演会の講師として活躍中。また、現在「IC21」という100人の女性インテリアコーディネーターを組織化し、“生活提案”からの企画・設計やリフォーム分野にも力を注いでいる。
【主要著書】『実践・不動産事業の企画提案』清文社、『定期借地権マンションは得か損か』住宅新報社、『建築費のヒミツ』PHP研究所、『定期借家権・実践ガイドブック』(共著)清文社、『不動産事業収支の計算手法』綜合ユニコム、『実践・賃貸住宅の企画と建設知識』週刊住宅新聞社、『実践・建築事業の企画提案』清文社、『都市開発の法律実務』(共著)清文社、『空室ゼロにするリフォーム&リノベーション』週刊住宅新聞社、『トラブル回避!事業用借地契約書のつくり方』(共著)清文社、『空室ゼロをめざす【使える】定期借家契約の実務応用プラン』(共著)プログレス、『あなたの住まいの震災対策Q&A』(共著)清文社、『Q&A固定資産税は見直せる』(共著)清文社、『建築のプロが教える知恵と工夫 Q&A建物の基礎知識』プログレス