《税務必敗法》
【第4回】
「e-Tax、eLTAXの送信を忘れた」
公認会計士・税理士 森 智幸
【事例】
確定申告の期日に、顧問先のA社から「e-Taxのメッセージボックスを見たところ、法人税の確定申告に関する受信通知は来ているが、消費税の確定申告に関する受信通知は来ていない。消費税の申告はしてくれたのか?」という問い合わせの電話が来た。
担当者と上司が、電子申告ソフトを見てみると、送信ボックスに消費税の申告データが残ったままであった。原因は、担当者が法人税と消費税の申告データをまとめて送信したつもりが、操作方法の誤りにより、法人税の申告データしか送信できていなかったためであった。
1 はじめに
本連載は、税務を行う上で「これをやったら失敗する」という必敗法を紹介するものである。今回は「e-Tax、eLTAXの送信を忘れた」である。
近年は、e-Tax、eLTAXにより電子申告で申告書等を提出することが多くなった。しかし、電子申告は便利である反面、送信ミスのリスクがある。
そこで、今回は、電子申告の送信ミスの原因とその対策について解説する。
また、電子申告に関連する事項として、Windows10のサポート終了に関する国税庁の対応についても解説する。
なお、本稿は私見であることにご留意いただきたい。
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