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〈小説〉『所得課税第三部門にて。』 【第78話】「キックバックと雑所得」

浅田調査官は、先ほどから国税庁が公表(令和6年1月)している「令和5年分の所得税及び復興特別所得税の確定申告について-政治資金に係る「雑所得」の計算等の概要-」を読んでいる。
そして、「政治資金に係る「雑所得」の計算」には、次のように記され、国会議員に注意を喚起するためか、下線が引かれている。

#No. 559(掲載号)
# 八ッ尾 順一
2024/03/07

プラス思考の経済効果 【第24回】「2024年の恵方巻き等の経済効果と食品ロス」

今年は、新型コロナが5類に移行してからはじめての「節分」でした。多くの人たちが恵方巻きを食べたのではないでしょうか。今年の立春は2月4日(日)で、立春の前日が節分ですから、今年の節分は2月3日(土)でした。
「恵方巻き」は、節分に恵方(その年の吉方、縁起の良い方角のことで、今年の恵方は「東北東やや東」)を向いて願い事をしながら無言で巻き寿司を食する風習のことで、この方法で恵方巻きを食するとその年の縁起が良いと言われています。
起源は大阪の花柳界、花街、船場などで、昔から行われていた風習と言われていますが、近年はマスコミが大々的に取り上げて、寿司業界、海苔業界、コンビニやスーパーの食品小売業界、百貨店などが積極的に宣伝・販売活動を行うことにより、売上高を拡大してきています。しかし、日持ちのしにくい寿司であるため、売れ残りが廃棄処分される食品ロスが問題になってきています。
今回は、2024年の恵方巻きをはじめとする「節分の寿司」の売上高と経済効果を予測し、さらに廃棄処分される食品ロスの金額を推計しました。

#No. 558(掲載号)
# 宮本 勝浩
2024/02/29

《顧問先にも教えたくなる!》資産づくりの基礎知識 【第10回】「社長こそ“老後の備え”が必要な理由」

経営者の方ご自身の老後について、どうお考えでしょうか。
「生涯現役だから、老後なんてないよ!」とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。あるいは、「後継者がなかなか見つからないから、引退なんてできないよ!」とお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。
しかしながら、すべての方に平等に時は過ぎ、人は老います。老いると今考えていることができなくなったり、病に倒れたりすることもあるでしょう。だからこそ、少しでも若いうちから将来について考える必要があります。特に、経営者という責任のある立場の方にとっては、備えが大切です。
これからのことを考えるにあたり、特に着目すべき点は「年金」「認知症」「相続」の3つです。

#No. 556(掲載号)
# 山中 伸枝
2024/02/15

〈小説〉『所得課税第三部門にて。』 【第77話】「居住用財産の3,000万円特別控除」

浅田調査官は、昨年、署内で、令和5年分所得税確定申告の注意事項として「誤りやすい事例集」が渡され、それを熱心に読んでいる。
「・・・これは・・・資産税の事例だけれど、間違いやすいなあ・・・」
浅田調査官は、1人で苦笑している。

#No. 554(掲載号)
# 八ッ尾 順一
2024/02/01

プラス思考の経済効果 【第23回】「大谷選手のドジャース入団による2024年の経済効果」

2023年12月9日(日本時間10日)に大谷翔平選手は2024年からドジャースに入団することを発表しました。ドジャースへの移籍は予想通りでしたが、驚いたのは契約金が10年でなんと7億ドル(約1,015億円)の史上最高額であることと、「10年間の契約期間終了後、約97%の契約金を後払いする」という前代未聞の条件が付いていたことでした。今回は、この契約金と付帯条件を考慮した2024年のドジャース大谷選手の経済効果を推計することにします。

#No. 553(掲載号)
# 宮本 勝浩
2024/01/25

《顧問先にも教えたくなる!》資産づくりの基礎知識 【第9回】「どう準備する? 社長の退職金戦略」

経営者のみなさんは、ご自身の退職金をどのように準備されているでしょうか。
生命保険を使って準備しているという方も多いかもしれません。ただ保険に関していえば、ここ20年程度は予定利率が非常に低いので、支払った保険料の割には思ったような金額が準備できないということもありえます。

#No. 552(掲載号)
# 山中 伸枝
2024/01/18

〈小説〉『所得課税第三部門にて。』 【第76話】「質問応答記録書」

浅田調査官は、1枚の紙を見ながら、ブツブツと呟いている。
「なかなか・・・書くのは難しいなあ・・・」
その紙には、「質問応答記録書」と表題が書かれている。

#No. 551(掲載号)
# 八ッ尾 順一
2024/01/11

プラス思考の経済効果 【第22回】「2023年・2024年の大谷選手の経済効果」

2023年の大谷翔平選手の活躍は素晴らしいものでした。打者としては9月4日までのアスレチックス戦に出場して、打率3割4厘、ホームラン44本、打点95、得点102、盗塁20で日本人初のホームラン王を獲得、投手としては8月24日のレッズ戦まで23試合に登板して10勝5敗、防御率3.14、167奪三振の素晴らしい成績でした。そして、アメリカンリーグの2度目のMVPを獲得しました。
今回は、2023年・2024年の大谷選手の経済効果を推計してみましょう。

#No. 550(掲載号)
# 宮本 勝浩
2023/12/28

《顧問先にも教えたくなる!》資産づくりの基礎知識 【第8回】「厚生年金基金から学ぶ“確定拠出年金の歴史”」

今回は、確定拠出年金の歴史を振り返っていきます。
みなさんはAIJ投資顧問事件を覚えていらっしゃるでしょうか。いくつもの厚生年金基金から総額約2,000億円もの資金を預かり、ずさんな運用でその大半を喪失させたという事件です。実はこの事件、現在の確定拠出年金の普及に大いに関係しているのです。

#No. 549(掲載号)
# 山中 伸枝
2023/12/21

〈小説〉『所得課税第三部門にて。』 【第75話】「消費者契約法と納税者保護」

浅田調査官は、先ほどから、消費者基本法1条(目的)を読んでいる。

#No. 547(掲載号)
# 八ッ尾 順一
2023/12/07

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