私が出会った[相続]のお話 【第7回】「遺産分割協議でまず優先すべきは、〇〇〇への相続」~当家にとって本当に大切なことを見極める『公平な仲介役』に~
しかしながら現実には、程度の差はあるものの、なかなかうまくいかないケースが数多くみられます。そして場合によっては「争族」、すなわち訴訟まで進んでしまうこともあるのです。
ここまでくると、何のために故人が苦労して財産を残したのか、つくづくむなしい思いをさせられることもあります。
そこで今回は、税理士として、どのようにして分割協議や遺言書作成のアドバイスを行うことが、クライアントのためになるかをお話してみたいと思います。
私が出会った[相続]のお話 【第6回】「誤った遺産分割アドバイスにご注意を」~目先の節税対策が“争続”リスクに~
Oさんは、自分の親戚は短命の人が多く、今までもほとんど音信がなくわずかに甥が一人いるはずだけだとのことでした。そして自分の財産は付き合いの薄い親戚よりも、亡くなった夫の子供(長男)に遺贈したいとのことでした。
その理由は、自分が亡くなったら夫のお墓に入れてもらい、夫の長男に祭ってもらうためということです。
女性会計士の奮闘記 【第17話】「正しい提案は正しい状況把握から」
〔社長〕おはようさん。やあ、M子ちゃん、P子先生はいるかね。
〔M子〕ドッヒャー! びっくりした! 法善寺社長、珍しいですね。
私が出会った[相続]のお話 【第5回】「相続財産を隠そうとするクライアントへの説得」~税理士の品位と矜持が試される2つの事例~
今回は相続事案で、遺産整理業務手続等の前さばきを財務コンサルタントの私が行い、税務申告手続は税理士先生にお願いした2つのケースをお話します。
その2つのケースは2年後の税務調査で、まったく異なる結果となったのです。
神田ジャズバー夜話 「12.ジャズバーGのできるまで」
初めて訪れた客からの質問はだいたい次の3つになる。
1、「何時までやってるんですか」
2、「いつからやってるんですか」
3、「どうして始めたんですか」
のどれかで、3つとも答は用意してある。
女性会計士の奮闘記 【第16話】「お客様の状況によって提案も変化する」
〔P子〕ただいまー
〔M子〕お疲れさまでした、P子先生。
〔P子〕今日はびっくりしたわ。1週間前に社長の奥さんが緊急入院されていたらしいの。
私が出会った[相続]のお話 【第4回】「資産家とは、一体どういう人たちでしょうか」~時には「太鼓持ち」的感覚も必要?~
相続対応。それは、「資産家(あるいは富裕層)」と言われる方々抜きには語れません。
そこで今回は、筆者が経験した具体的なエピソードをもとに、資産家層がもつ特徴と共通点について、さらにその相続対策に関する考え方を、思いつくままに述べてみます。
神田ジャズバー夜話 「11.ジントニック」
多分、ネットで調べたのだろう。知らない会社からバー向けの雑誌やら酒の通販カタログやらが送られてくる。その内の一冊に東京の有名なバー7店のジントニックを紹介しているものがあった。ジンはゴードンだ、ブードルスだ、ライムじゃなくてレモンだ、いや何も入れない、小さなグラスを使うとか店によってバラバラで、どの店も「これが辿り着いた究極のジントニックです」のようなコメントをしていた。
女性会計士の奮闘記 【第15話】「大切なことはキーマンへ直接伝える」
〔M子〕社長、ゴルフされるんですね。カッコイイ!
〔社長〕う、うん。まあな。
〔M子〕あっそうだ。社長にお伝えしましたっけ。ゴルフ会員権を売ったとき、損失が出たら、他の所得から差し引けたんですが、この4月からは、それができなくなるんですよ。