〈小説〉『所得課税第三部門にて。』 【第92話】「プロ野球選手の必要経費」
「それにしても・・・すごい金額ですね・・・」
浅田調査官は顔を赤くして、中尾統括官のところにやってくる。
「・・・何をそんなに興奮しているんだ?」
稟議書を読んでいた中尾統括官は、顔を上げる。
「これですよ・・・」
そう言うと、浅田調査官は、手に持っていた新聞を見せる。
《顧問先にも教えたくなる!》資産づくりの基礎知識 【第22回】「厚生年金保険料の事業主負担分が支えるもの」
今年の4月より、ねんきん定期便には事業主が負担した保険料が明記されることになりました。SNSなどで「年金給付額を多く見せようとするためにわざわざ事業主負担分を記載していないのだ」という批判を受けての対応のようです。
〈小説〉『所得課税第三部門にて。』 【第91話】「『年収103万円の壁』をめぐる基礎控除の見直し修正」
「ようやく・・・税制関連法案が・・・公布されたか」
中尾統括官は新聞を大きく開いたままつぶやく。
「・・・しかしなぁ・・・君はどう思う?」
中尾統括官は窓際に置かれているソファーで気持ちよく居眠りをしている浅田調査官に声をかける。
昼休みで、所得課税第三部門には2人しかいない。
「・・・何ですか?」
浅田調査官は目をこすりながら、中尾統括官を見る。
「令和7年度の税制改正だよ。」
そう言うと、中尾統括官は、新聞記事を見せる。
プラス思考の経済効果 【第34回】「2025年お花見の経済効果」
新型コロナの流行が落ち着いてから、お花見の人々が増加しています。いくつかの調査会社が実施した「お花見」に関する事前アンケートを見ると、2024年は、ほとんどすべての調査で「2023年よりお花見に行く」という回答でした。この傾向は2025年も継続すると予想されます。また昨今の観光客の増加傾向から、お花見客もさらに増加すると想定されます。
今回は2023年、2024年に続いて、今年のお花見の経済効果について分析してみましょう。
《顧問先にも教えたくなる!》資産づくりの基礎知識 【第21回】「投資アドバイスを求められた時の注意点」
今や空前の投資ブームと言えるほど、国民の投資熱が過熱しています。2024年に制度が刷新されより利用しやすくなったNISAは、2024年6月末時点で、口座の保有数は約2,428万口座になりました。なんと、国民の約5人に1人が口座を保有している状況です。
もちろん自分年金作りに欠かせないiDeCoも、順調に加入者を増やしており、今般の税制改正大綱においては大幅な掛金上限額の拡大が発表され、大いに期待されています。
ここまで投資に対する関心が高まると、先生方におかれましても関与先から「投資について教えてくれないか?」などと請われることがあるかもしれません。
〈小説〉『所得課税第三部門にて。』 【第90話】「法人課税信託と租税回避」
「・・・中尾統括官・・・信託に詳しいですか?」
昼休み、中尾統括官は新聞を見ながら大きな欠伸をしている。
浅田調査官は令和7年度税制改正大綱を携えて、中尾統括官の傍らにやってくる。
プラス思考の経済効果 【第33回】「佐々木朗希投手のドジャース入団の経済効果」
2025年1月18日(日本時間)に元千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手は、本人の希望通りMLBに行くことが決まりました。契約金は約650万ドル(約10億1,600万円:直近の為替レートで1ドル=156.3円)と言われています。
プラス思考の経済効果 【第32回】「2025年の初詣の経済効果」
世界や日本が不安定になったり、生活が苦しくなったりしたときには、初詣の人数が増えると言われています。このような世界情勢の中、日本人は今年の初詣には何をお願いしたのでしょうか。
今回は、今年の初詣の経済効果を考えていきましょう。
《顧問先にも教えたくなる!》資産づくりの基礎知識 【第20回】「こんなはずじゃなかった! 早すぎた相続対策」
「備えあれば憂いなし」と言いますが、相続対策においては必ずしもそれだけが正解ではないようです。相続ではできるだけ税負担を圧縮したいと考えていらっしゃるかもしれませんが、それにはいくつか注意点がありますので、本稿を参考にしていただければ幸いです。