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《顧問先にも教えたくなる!》資産づくりの基礎知識 【第15回】「投資の可能性を広げる「ETF」」

2024年8月は株式市場の乱高下でスタートしました。特にNISAをきっかけに投資を始めたという方の中には、株価の行方が心配で眠れぬ夜を過ごしたという方もいらっしゃるでしょう。何しろ8月5日の日経平均は4,451円安と過去最大の下げ幅を記録し、7月11日の最高値4万2,224円から一気に25%も下落してしまったのですから、不安を感じるのが自然です。
しかし、ここでせっかく始めた投資を投げ出してはいけません。こういうときこそ、「積立」と「分散」の意義を改めて確認することをお勧めします。

#No. 582(掲載号)
# 山中 伸枝
2024/08/22

〈小説〉『所得課税第三部門にて。』 【第83話】「川崎重工業と架空取引」

「・・・架空取引と裏金か・・・」
浅田調査官は、朝日新聞と毎日新聞の記事を比較しながら、熱心に読んでいる。2024年7月3日の新聞の、海上自衛隊の潜水艦の修理をめぐる不祥事の記事である。

#No. 580(掲載号)
# 八ッ尾 順一
2024/08/01

プラス思考の経済効果 【第26回】「2024年お花見の経済効果」

今や、日本人が「桜」をめでる「お花見」は日本の国民的行事であり、外国人観光客を呼び込む観光資産にもなってきています。
そして、今年のお花見は新型コロナが5類に移行してから初めての行動規制のないお花見だったため、多くの人出ががあったと推測されます。今回は、今年のお花見の経済効果を推計しました。

#No. 579(掲載号)
# 宮本 勝浩
2024/07/25

《顧問先にも教えたくなる!》資産づくりの基礎知識 【第14回】「外貨建て保険から考える「保険で投資」の注意点」

「貯蓄から投資へ」というスローガンのもと、今まさに私たちのお金事情は大きく変わろうとしています。iDeCoやNISAの普及とともに、この株高です。今まで「投資なんて」と見向きもしなかった方たちが、投資を始めています。
同時に「保険なら投資も安心」というセールストークに誘われ、外貨建て保険や変額保険の契約をされる方もかなりいらっしゃるようです。「投資にはリスクがつきものだけれど、保険なら安心」とおっしゃる方も少なくありません。今回は、外貨建て保険を例に、保険で投資をする際の注意点を解説します。

#No. 578(掲載号)
# 山中 伸枝
2024/07/18

〈小説〉『所得課税第三部門にて。』 【第82話】「定額減税」

「・・・しかし・・・評判が悪いですねえ・・・」
浅田調査官は、ため息をついて、中尾統括官に声をかける。
「・・・評判が悪いって、例の・・・定額減税のこと?」
中尾統括官は、含み笑いをして、尋ねる。
「ええ、そうです・・・納税者の人と話すと、減税をする制度なのに、その手続が煩雑なことから、定額減税は止めるべきだと言うんですよ」
浅田調査官も苦り切った表情になる。

#No. 576(掲載号)
# 八ッ尾 順一
2024/07/04

《顧問先にも教えたくなる!》資産づくりの基礎知識 【第13回】「どんなとき役立つ? 生命保険の2つの役割」

生命保険文化センターの2022年度「生活保障に関する調査」によると、日本人の約8割は生命保険に加入しているということです。この8割という数字は30歳代以降ずっと変わらず、70歳代以降においても、男性で72.5%、女性で78.8%と高い数字が維持されています。
よく日本人は保険好きと言われますが、そもそも保険とはなんのために加入するのでしょうか。おそらく多くの方は、口をそろえて「リスクに備えるためだよ」とおっしゃるでしょう。しかし、保険で備えるべきリスクとは、一体なんなのでしょうか。

#No. 574(掲載号)
# 山中 伸枝
2024/06/20

プラス思考の経済効果 【第25回】「2024年ドジャースにおける大谷選手の経済効果」

2024年のシーズン開幕時から大谷翔平選手は大変な事件に巻き込まれて、大きな精神的プレッシャーを受けたと想像されます。しかし、そのプレッシャーをはねのけて、大谷選手は移籍したドジャースでも笑顔を絶やさず活躍を続けています。今回は、ドジャースに移籍した2024年の大谷選手の活躍と経済効果を推定しました。

#No. 572(掲載号)
# 宮本 勝浩
2024/06/06

〈小説〉『所得課税第三部門にて。』 【第81話】「信託型ストックオプションと実質主義」

浅田調査官は、先ほどから国税庁が公表している「ストックオプションに対する課税(Q&A)」(令和5年7月7日改訂)の問3を熱心に読んでいる。

#No. 572(掲載号)
# 八ッ尾 順一
2024/06/06

わたしは税金 「クイズに当たった」-賞金と税金-

「へぇー、あんたすごいじゃない。で、その車、いくらぐらいするの? 200万! すごいじゃない!」
「すごい」を連発してるのは、田中さんちのママ。妹から電話があって、ある自動車メーカーのクイズに当選し、賞品として定価200万円の車をもらったとのこと。
「でも、それって、税金かかるんじゃない?・・・そうよ、200万円ももらったら半分税金よ」

#No. 571(掲載号)
# 鈴木 基史
2024/05/30

わたしは税金 「ママのヘソクリが貯まったら」-税務署はヘソクリをどう扱う?-

田中さんちのママは、スーパーのレジ係のパートをしています。お給料はツヨシくんの塾・お稽古ごと代や家計費に回しているので、自分がやりくりできるお金はそんなにありません。そうかといって、お仕事の合間に行う、近所の奥さん方との喫茶店でのおしゃべりや、友達との外食の費用などを家計簿につけるのは気がひけます。

#No. 570(掲載号)
# 鈴木 基史
2024/05/23

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