此の国にも『日本企業』!
【第9回】
「《パラグアイ》 好奇心をビジネスチャンスに
~(有)オニギリ・パラグアイ社~」
中小企業診断士 西田 純
〔今回の進出国〕
- 国名:パラグアイ共和国
- 面積:40万6,752平方キロメートル(日本の約1.1倍)
- 人口:669万人(2012年、世銀)
- 首都:アスンシオン(人口約51万人)
- 民族:混血(白人と先住民)95%、先住民2%、欧州系2%、その他1%
- 言語:スペイン語、グアラニー語(ともに公用語)
- 宗教:主にカトリック(信教の自由は憲法で保障)
- 主要産業:農牧業(綿花、大豆)、牧畜業(食肉)、林業
- GDP:[名目値]296億ドル [実質値](1994年基準)141億ドル (2013年 中銀)
- 一人当たりGDP:[名目値]4,368ドル [実質値](1994年基準)2,078ドル (2013年 中銀)
- 経済成長率:13.6%(2013年 中銀)
※外務省ホームページより
〈大学生が起業したのは、地球の反対側〉
日本から見るとちょうど地球の反対側にあたる南米・パラグアイの首都アスンシオンに、昨年3月オープンしたお寿司とおにぎりのテイクアウト専門店「オニギリ・パラグアイ」の1号店があります。
この店を経営するのは若手経営者の伊賀上眞海(いがうえ・まさひろ)さん。まだ地元の大学に在学中なのですが、ビジネスマインドの豊かな同級生と一緒に起業して約1年半、アスンシオンの食に対する好奇心が高い層をターゲットに、順調にビジネスを展開しているということでお話を伺いました。
〈知られていないことがビジネスチャンス〉
目下のところ、扱っている商品は海苔巻とサーモン及びエビを中心とした握り寿司、それに鶏・牛肉・サーモンのお握り3種のみという限られた品揃えながら、珍しいもの好きなお客さんのウケは上々ということで「一度買った人が次も買ってくれる」いわゆるリピーターが続出しているのだそうです。
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