《顧問先にも教えたくなる!》
資産づくりの基礎知識
【第10回】
「社長こそ“老後の備え”が必要な理由」
株式会社アセット・アドバンテージ 代表取締役
一般社団法人公的保険アドバイザー協会 理事
日本FP協会認定ファイナンシャルプランナー(CFP®)
山中 伸枝
〇社長と老後
経営者の方はご自身の老後について、どうお考えでしょうか。
「生涯現役だから、老後なんてないよ!」とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。あるいは、「後継者がなかなか見つからないから、引退なんてできないよ!」とお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。
しかしながら、すべての方に平等に時は過ぎ、人は老います。老いると今考えていることができなくなったり、病に倒れたりすることもあるでしょう。だからこそ、少しでも若いうちから将来について考える必要があります。特に、経営者という責任のある立場の方にとっては、備えが大切です。
これからのことを考えるにあたり、特に着目すべき点は「年金」「認知症」「相続」の3つです。
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