公開日: 2020/04/23 (掲載号:No.366)
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〈会計基準等を読むための〉コトバの探求 【第1回】「「企業会計原則」と「企業会計の原則」」

筆者: 阿部 光成

〈会計基準等を読むための〉

コトバ探求

【第1回】

「企業会計原則」と「企業会計の原則」

 

公認会計士 阿部 光成

 

◆はじめに

「企業会計原則」は、その設定以来、わが国の会計規範として会計学の発展に非常に大きな役割を果たしていると思われる。

ところが、「企業会計原則」ではなく、「企業会計原則」と記載している会計基準がある。果たして両者は同じ意味なのだろうか。

たとえ類似した用語であっても、少しの相違によって異なる意味を示すことがある。そして、その用語の選択には、会計基準等の設定者の意思が反映されていることがある。

本連載では、それらの「用語(コトバ)」を取り上げて丁寧に検証し、会計基準等を「正しく読む」ことができるよう解説を行うものである。

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【第1回】

「企業会計原則」と「企業会計の原則」

 

公認会計士 阿部 光成

 

◆はじめに

「企業会計原則」は、その設定以来、わが国の会計規範として会計学の発展に非常に大きな役割を果たしていると思われる。

ところが、「企業会計原則」ではなく、「企業会計原則」と記載している会計基準がある。果たして両者は同じ意味なのだろうか。

たとえ類似した用語であっても、少しの相違によって異なる意味を示すことがある。そして、その用語の選択には、会計基準等の設定者の意思が反映されていることがある。

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連載目次

筆者紹介

阿部 光成

(あべ・みつまさ)

公認会計士
中央大学商学部卒業。阿部公認会計士事務所。

現在、豊富な知識・情報力を活かし、コンサルティング業のほか各種実務セミナー講師を務める。
企業会計基準委員会会社法対応専門委員会専門委員、日本公認会計士協会連結範囲専門委員会専門委員長、比較情報検討専門委員会専門委員長を歴任。

主な著書に、『新会計基準の実務』(編著、中央経済社)、『企業会計における時価決定の実務』(共著、清文社)、『新しい事業報告・計算書類―経団連ひな型を参考に―〔全訂第2版〕』(編著、商事法務)がある。

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