解説一覧

税務・会計分野に関する各種制度や実務論点を体系的に解説した記事をまとめたカテゴリです。法人税・所得税・消費税・相続税などの主要税目に加え、財務会計・管理会計・監査分野の解説や実務対応のポイントまで幅広く掲載しています。条文の趣旨や通達、判例・裁決事例を踏まえながら、制度の背景と実務上の留意点を整理し、専門職や企業担当者が実務判断に活用できる内容を提供しています。分野別の詳細カテゴリもあわせてご参照ください。

6106 件すべての結果を表示

暗号資産(トークン)・NFTをめぐる税務 【第94回】

米国において、初期のビットコイン投資家が、取得価額の水増し、複数ウォレットの利用、対面取引、ミキサーの活用などを駆使して暗号資産取引による100万ドル超の利益を過少申告・無申告とした結果、逋脱の罪で2年の実刑判決を受けた事例がある。
本件は、米国において、暗号資産取引を中心とする所得隠ぺいについて、刑事責任を問われ、実刑判決に至った初の事例とされる点で象徴的意義を有する。

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#No. 672(掲載号)
# 泉 絢也
2026/06/11

〈最短で理解する〉海外取引の税務実務ガイド 【第1回】「国際税務において最初におさえるべき考え方」

「海外取引や国際税務は難解で、全体像が見えにくい」―そう感じてはいませんか?
近年、中小企業においても海外進出やクロスボーダー取引は珍しいものではなくなりました。それに伴い、顧問税理士や企業の経理・財務担当者にも国際税務への対応が求められる場面が増えています。しかし、日々の業務に追われる中で、分厚い専門書を読み解く時間を確保するのは容易ではないのが実情でしょう。
本連載は、そのような悩みを持つ方々が「最短ルートで実務の全体像をつかむ」ことを目的とした実務ガイドです。具体的には、以下の3点を意識して解説を進めていきます。

#No. 672(掲載号)
# 吉本 壮介
2026/06/11

社長からの無理難題の断り方・かわし方 【第6回】「妻のへそくり」

(ある日、事務所へ関与先の社長の奥さんが訪ねて来ました。)
先生!うちの主人ってケチで生活費を少ししか渡してくれないから、私のへそくりが全然貯まらないのよ。
会社も儲かっているんだから、もっと給料もらって奥さんにお金あげなさいって指導してください。
それに主人の相続財産も減らせそうだし一石二鳥じゃないの?

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#No. 672(掲載号)
# 杉澤 雄一
2026/06/11

〈適切な判断を導くための〉消費税実務Q&A 【第21回】「税務申告の名義と実態はどのように判断されるのか」

家族で建築業を営んでいます。一般建設業の許可を受けているのは弟であり、許可の更新手続きの都合上、弟の名義で所得税や消費税の申告を行っています。一方で、実質的な営業活動や契約、資金管理はすべて私が行っていますが、税務上、どのような問題が生じますか。

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#No. 672(掲載号)
# 石川 幸恵
2026/06/11

事例でわかる[事業承継対策]解決へのヒント 【第75回】「賃貸不動産の承継上の留意点」

私は、製造業を営むX社を経営しており、X社株式及びX社へ賃貸している不動産1棟(本社として使用)を所有しています。X社株式は昨年の12月に長男へ生前贈与を行いましたが、X社への賃貸不動産は、私がまだ所有しています。
この賃貸不動産はX社が本社ビルとして使用しているため、将来的にはX社自らが所有することが望ましいと考えています。そのため、賃貸不動産について、生前にX社へ譲渡することを考えていますが、賃貸不動産からの収益があるため、相続まで所有したいという考えもあります。
当該不動産について、生前にX社へ譲渡する場合と、相続まで所有し続け、長男が相続により承継した後に、長男からX社へ譲渡するときのそれぞれの課税上の留意事項を教えてください。
私が所有する資産・負債は、次のとおりです。
相続人は、長男になります。

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#No. 672(掲載号)
# 太陽グラントソントン税理士法人 事業承継対策研究会
2026/06/11

〔会計不正調査報告書を読む〕 【第187回】unbanked株式会社「調査委員会調査報告書(公表版)(2026年2月27日付)」

unbankedは、2025年11月19日及び同月20日に行った同一の販売先との間の2件の金地金取引について、代金の支払日である同年12月1日及び同月2日を過ぎても当該販売先から支払がなされなかったことから、同月15日、計13億4,000万円の売上債権に対する貸倒引当金の計上見込みに関する開示を行った。その後も当該販売先から上記の金地金取引に係る販売代金の支払がなされなかったことから、unbankedは、2025年12月30日、上記の売上債権の全額について貸倒引当金を計上することを決定した。
2026年1月になっても上記の販売先から販売代金の支払がなされることはなかったため、unbankedの監査等委員会は、同月28日、独立した立場を有する外部の弁護士に対し、本件の事実関係等の調査等を行う目的で、外部弁護士による調査委員会を設置して調査を委嘱することを決定し、同月30日、unbankedの取締役会は、同様の決議を行った。

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#No. 672(掲載号)
# 米澤 勝
2026/06/11

〔まとめて確認〕会計情報の月次速報解説 【2026年5月】

2026年5月1日から5月31日までに公開した速報解説のポイントについて、改めて紹介する。
具体的な内容は、該当する速報解説をお読みいただきたい。

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#No. 672(掲載号)
# 阿部 光成
2026/06/11

monthly TAX views -No.160-「給付付き税額控除の導入がもたらす変化」

引き続き給付付き税額控除の話題で恐縮だが、長年研究してきた筆者としてはなかなかこの話題から離れられないので、もう少しお付き合い願いたい。
5月20日の社会保障国民会議実務者会合に「中間とりまとめに向けた議論の整理」(以下、「議論の整理」)が、5月27日の会合には「給付付き税額控除のイメージ(制度設計)」が公表された。

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#No. 671(掲載号)
# 森信 茂樹
2026/06/04

《税務必敗法》 【第12回】「議事録の内容を確認しなかった」

X会計事務所の顧問先である創業4年目のスタートアップA社は、業績が好調のため、×8年度から定期同額給与に加えて、初めて役員賞与を支給することにした。なお、役員賞与はすべて金銭で支給予定である。
A社は3月決算で、定時株主総会は6月に開催される。また、A社は同族会社ではなく、役員はすべて常勤である。
X会計事務所の担当税理士甲は、毎月A社から取締役会議事録の写しを受領している。×8年5月の取締役会では、招集手続の決定において、×8年6月19日開催予定の定時株主総会の議案に役員賞与の支給も含まれ、その議事録も提出された。
定時株主総会では役員賞与は総額のみが決議され、具体的な支給対象者・支給額・支給時期は、同年6月24日の臨時取締役会において確定した。また、定時株主総会と臨時取締役会の議事録の写しは同年6月30日に甲に提出された。

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#No. 671(掲載号)
# 森 智幸
2026/06/04

法人税の損金経理要件をめぐる事例解説 【事例86】「水産物の現金仕入れに係る損金性と重加算税の賦課」

私は、北陸地方のとある地方都市に本社がある水産加工品製造販売業を営む株式会社X(資本金4,000万円で3月決算)において、総務経理部長を務めております。
わが社は魚介類や海藻などの水産物を仕入れて加工し、缶詰、冷凍食品、干物、加工珍味、魚肉練製品などを製造して販売しております。わが社の属する水産加工品業界は、近年、国内での漁獲量の減少により、輸入原料に依存する傾向が高まっています。特に、ノルウェーやチリ、インドネシアなどの海に囲まれた国から輸入される養殖魚や水産物は、わが業界における原材料の重要な供給源となっております。また、漁業の持続可能性を考慮した漁獲量管理が求められる一方で、安定した供給とコスト削減のバランスを取ることや、MSC(Marine Stewardship Council、「海のエコラベル」とも称される)認証などに代表されるトレーサビリティ(traceability、生産・流通・加工の追跡可能性)の明示が、現在業界の課題となっています。
さて、そのような中、先日来税務署の税務調査を受けていますが、水産物の仕入れに係る経理処理に関し激しい議論が交わされています。税務署の調査官によれば、わが社の仕入れ先の中に実態不明の会社や個人が含まれており、しかも支払いは現金ということで、そんなものは売上原価にならないと息巻いております。確かに、倒産しそうな会社から水産物を安く買いたたいたり、市場を通さずに漁師から直接仕入れたりしているため、仕入れ先が個人になっているケースがあるのも事実ですが、水産物を仕入れているのは事実ですし、ただで買えるわけがないのもビジネスの常識ですから、仕入れを否認できるわけがないと憤慨しているのですが、税法上どのように考えるのが妥当なのでしょうか、教えてください。

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#No. 671(掲載号)
# 安部 和彦
2026/06/04
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