エコ関連(環境・エネルギーに関する)
助成金・補助金とはどういうものか?
【第2回】
「大幅拡充された『エネルギー使用合理化等事業者支援補助金』について」
行政書士 石下 貴大
1 大幅拡充された注目の補助金
前回、環境に関する助成金・補助金について紹介させていただいたが、今回はその中でも大注目の補助金である「エネルギー使用合理化等事業者支援補助金」を紹介したい。
何が注目かといえば、その予算額。実に約190億円もの予算が組まれている。
補助金の限度額としても、1事業あたりの補助金がなんと「50億円」とされているのだ。
なかなかこれだけの予算を組んでいる補助金・助成金はない。
政府としても2010年6月に策定したエネルギー政策基本法の第三次計画で、2030年に向けた目標として、エネルギー自給率と化石燃料の自主開発比率を倍増して自主エネルギー比率を約70%とすること、電源構成に占めるゼロ・エミッション電源(原子力及び再生可能エネルギー由来)の比率を約70%とすることなどを記載しているため、その実現に向けた補助金として大きな役割を期待しているのだろう。
この記事全文をご覧いただくには、プロフェッションネットワークの会員(プレミアム
会員又は一般会員)としてのログインが必要です。
通常、Profession Journalはプレミアム会員専用の閲覧サービスですので、プレミアム
会員のご登録をおすすめします。
プレミアム会員の方は下記ボタンからログインしてください。
プレミアム会員のご登録がお済みでない方は、下記ボタンから「プレミアム会員」を選択の上、お手続きください。