《税務必敗法》
【第3回】
「青色申告承認申請書の提出を忘れた」
公認会計士・税理士 森 智幸
【事例】
ある月の第1週目、税務署から会計事務所に電話がかかってきた。税務署によると、先月提出した新規の顧問先の株式会社の法人税の確定申告書が、青色申告として提出されているが、その株式会社は白色申告の法人であるということであった。
原因は、その株式会社を設立したときに、担当税理士が所轄の税務署に青色申告承認申請書を提出することを忘れていたためであった。
1 はじめに
本連載は、税務を行う上で「これをやったら失敗する」という必敗法を紹介するものである。今回は「青色申告承認申請書の提出を忘れた」というテーマを取り上げる。
「そんなことがあるのか?」と思われる方も多いと思うが、なんと筆者の周囲では青色申告承認申請書の提出を失念した税理士が3名もいた。そうなると、全国的には意外と多くの税理士が同様の失念をしているのではないかと筆者は考えている。
そこで、今回は、青色申告承認申請書の提出を失念する原因とその対策について解説する。
なお、本稿は私見であることにご留意いただきたい。
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