介護事業所の労務問題
【第4回】
(最終回)
「懲戒問題と突然の退職問題」
クロスフィールズ人財研究所 代表
社会保険労務士 三浦 修
1 セクハラ・パワハラ問題と懲戒
最近は、介護事業所からもセクハラ・パワハラの相談を受けるケースが増えている。
介護事業所におけるセクハラについては、日常の業務において入居者と身体の接触があるため実態が不透明になってしまう面もあるかもしれない。またパワハラについては、終日同じ施設内で業務を行っていることによりストレスが蓄積されるという点もあるのかもしれない。
このような介護事業所特有の原因に端を発するセクハラ・パワハラ等の可能性が潜在的に存在している、ということを理解しておく必要がある。
まずセクハラに関しては、通常の勤務に加え前回も触れたように、夜勤中のハラスメント(環境型・対価型)、また他の業種と同様に職場外でのセクハラも考えられる。
この記事全文をご覧いただくには、プロフェッションネットワークの会員(プレミアム
会員又は一般会員)としてのログインが必要です。
通常、Profession Journalはプレミアム会員専用の閲覧サービスですので、プレミアム
会員のご登録をおすすめします。
プレミアム会員の方は下記ボタンからログインしてください。
プレミアム会員のご登録がお済みでない方は、下記ボタンから「プレミアム会員」を選択の上、お手続きください。