公開日: 2017/06/01 (掲載号:No.220)
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コーポレート・ガバナンス・システムに関する実務指針(CGSガイドライン)の解説 【第2回】「社外取締役の活用の在り方について」

筆者: 手塚 大輔

コーポレート・ガバナンス・システムに関する

実務指針(CGSガイドライン)の解説

【第2回】

「社外取締役の活用の在り方について」

 

PwCあらた有限責任監査法人 シニアマネージャー
公認会計士 手塚 大輔

 

本シリーズでは、2017年3月31日に経済産業省から公表された「コーポレート・ガバナンス・システムに関する実務指針(CGSガイドライン)」を取り上げている。CGSガイドラインは、2015年6月から適用が開始された「コーポレートガバナンス・コード」(以下、CGコード)の内容を補完し、ガバナンスへの取り組みを深化させる目的で策定されたものである。

今回は、CGSガイドラインから、「3.社外取締役の活用の在り方」を取り上げる。
なお、文中の意見にわたる部分は筆者の私見であることを予めお断りする。

 

〔社外取締役活用への提言〕

CGコードにおいて導入された、複数の独立社外取締役選任に関する原則(原則4-8)は、平成26年改正会社法で導入された、社外取締役を選任しない企業に説明責任を課す規定とともに、日本におけるコーポレートガバナンス改革を象徴する取り組みの一つといえる。

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実務指針(CGSガイドライン)の解説

【第2回】

「社外取締役の活用の在り方について」

 

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公認会計士 手塚 大輔

 

本シリーズでは、2017年3月31日に経済産業省から公表された「コーポレート・ガバナンス・システムに関する実務指針(CGSガイドライン)」を取り上げている。CGSガイドラインは、2015年6月から適用が開始された「コーポレートガバナンス・コード」(以下、CGコード)の内容を補完し、ガバナンスへの取り組みを深化させる目的で策定されたものである。

今回は、CGSガイドラインから、「3.社外取締役の活用の在り方」を取り上げる。
なお、文中の意見にわたる部分は筆者の私見であることを予めお断りする。

 

〔社外取締役活用への提言〕

CGコードにおいて導入された、複数の独立社外取締役選任に関する原則(原則4-8)は、平成26年改正会社法で導入された、社外取締役を選任しない企業に説明責任を課す規定とともに、日本におけるコーポレートガバナンス改革を象徴する取り組みの一つといえる。

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連載目次

筆者紹介

手塚 大輔

(てづか・だいすけ)

PwCあらた有限責任監査法人 シニアマネージャー
公認会計士

国内企業及び外資系企業の双方において、財務諸表監査、内部統制構築支援、内部統制監査等を提供。エネルギー・資源業界を専門分野としており、国内上場企業に対する国際財務報告基準(IFRS)導入支援業務を提供するほか、クロスボーダーの投資案件について日本基準、国際財務報告基準(IFRS)並びに米国基準(US GAAP)に関する会計アドバイスを提供している。コーポレート・ガバナンス関連業務にも従事し、セミナー講師や執筆も行っている。

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