起業家が求める税理士の役割、
税理士が求める経営者の姿勢
【下】
「日々の記帳・申告業務における
経営者との関係」
株式会社クロスフィールド 取締役
税理士法人あおやま 代表社員
公認会計士・税理士 松元 良範
1 整理は苦手でも売上を上げる経営者
前回述べたように、しっかり売上を上げている経営者の方々の中には、資料の整理が苦手な方が意外と多い。
何度お願いしても資料を出していただけない、あるいは半年過ぎてやっとまとめて資料を受け取る場合がある。しかし時間が経っているためか、大抵は歯抜け状態の場合が多い。
時には資料を出していただけないまま年度を超えてしまい、申告できない場合もある。
こうなると、期中において売上がどうなっているのか、利益は出ているのか出ていないのか、全く分からない状態に陥ってしまう。しかし、経営者本人としては自分の口座にお金がありさえすれば何とか生活できてしまうので、さほど気にはならない。
結局、自分のお金なのか会社のお金なのかさえも、よく分からなくなってしまう。
いずれにしても、売上が上がりお金が入金されるので、何とかなってしまうのである。
この記事全文をご覧いただくには、プロフェッションネットワークの会員(プレミアム
会員又は一般会員)としてのログインが必要です。
通常、Profession Journalはプレミアム会員専用の閲覧サービスですので、プレミアム
会員のご登録をおすすめします。
プレミアム会員の方は下記ボタンからログインしてください。
プレミアム会員のご登録がお済みでない方は、下記ボタンから「プレミアム会員」を選択の上、お手続きください。