公開日: 2015/07/23 (掲載号:No.129)
文字サイズ

『繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針(案)』への対応ポイント 【第4回】「企業の分類ごとの繰延税金資産の回収可能性(その1)」

筆者: 阿部 光成

『繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針(案)』への

対応ポイント

【第4回】

「企業の分類ごとの繰延税金資産の回収可能性(その1)

 

公認会計士 阿部 光成

 

今回は、「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針(案)」(企業会計基準適用指針公開草案第54号。以下「公開草案」という)における企業の分類ごとの繰延税金資産の回収可能性について解説する。

なお、文中、意見に関する部分は、私見であることを申し添える。

 

Ⅰ 企業の分類と繰延税金資産の回収可能性(分類1と分類2)

公開草案は、要件に基づき企業を分類し、当該分類に応じて、回収が見込まれる繰延税金資産の計上額を決定すると規定している(公開草案15項)。

企業の分類の要件と繰延税金資産の回収可能性をまとめると次のようになる(アンダーラインは、筆者が記載。公開草案17項から21項)。

この記事全文をご覧いただくには、プロフェッションネットワークの会員(プレミアム
会員又は一般会員)としてのログインが必要です。
通常、Profession Journalはプレミアム会員専用の閲覧サービスですので、プレミアム
会員のご登録をおすすめします。
プレミアム会員の方は下記ボタンからログインしてください。

プレミアム会員のご登録がお済みでない方は、下記ボタンから「プレミアム会員」を選択の上、お手続きください。

『繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針(案)』への

対応ポイント

【第4回】

「企業の分類ごとの繰延税金資産の回収可能性(その1)

 

公認会計士 阿部 光成

 

今回は、「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針(案)」(企業会計基準適用指針公開草案第54号。以下「公開草案」という)における企業の分類ごとの繰延税金資産の回収可能性について解説する。

なお、文中、意見に関する部分は、私見であることを申し添える。

 

Ⅰ 企業の分類と繰延税金資産の回収可能性(分類1と分類2)

公開草案は、要件に基づき企業を分類し、当該分類に応じて、回収が見込まれる繰延税金資産の計上額を決定すると規定している(公開草案15項)。

企業の分類の要件と繰延税金資産の回収可能性をまとめると次のようになる(アンダーラインは、筆者が記載。公開草案17項から21項)。

この記事全文をご覧いただくには、プロフェッションネットワークの会員(プレミアム
会員又は一般会員)としてのログインが必要です。
通常、Profession Journalはプレミアム会員専用の閲覧サービスですので、プレミアム
会員のご登録をおすすめします。
プレミアム会員の方は下記ボタンからログインしてください。

プレミアム会員のご登録がお済みでない方は、下記ボタンから「プレミアム会員」を選択の上、お手続きください。

連載目次

筆者紹介

阿部 光成

(あべ・みつまさ)

公認会計士
中央大学商学部卒業。阿部公認会計士事務所。

現在、豊富な知識・情報力を活かし、コンサルティング業のほか各種実務セミナー講師を務める。
企業会計基準委員会会社法対応専門委員会専門委員、日本公認会計士協会連結範囲専門委員会専門委員長、比較情報検討専門委員会専門委員長を歴任。

主な著書に、『新会計基準の実務』(編著、中央経済社)、『企業会計における時価決定の実務』(共著、清文社)、『新しい事業報告・計算書類―経団連ひな型を参考に―〔全訂第2版〕』(編著、商事法務)がある。

記事検索

メルマガ

メールマガジン購読をご希望の方は以下に登録してください。

#
#