《速報解説》
会計士協会、「国境を越える電子商取引と消費税」に関する研究報告を公表
~国際動向やインボイスにも言及~
公認会計士 阿部 光成
Ⅰ はじめに
平成28年7月25日付(ホームページ掲載日8月12日)で、日本公認会計士協会は、「国境を越える電子商取引と消費税について」(租税調査会研究報告第31号)を公表した。
これは、平成27年度税制改正で電気通信利用役務の提供に関する内外判定や課税方式等に関する消費税法の改正が行われたことから、その制度上の課題などについて検討を行ったものである。
また、研究報告では、平成28年度改正消費税法で、今後導入が予定されるインボイス制度の概要と留意点についても解説されている。
文中、意見に関する部分は、私見であることを申し添える。
Ⅱ 平成27年度改正消費税法のポイント
1 概要
平成27年度改正消費税法のポイントは次のとおりである(研究報告1~2ページ)。
この記事全文をご覧いただくには、プロフェッションネットワークの会員(プレミアム
会員又は一般会員)としてのログインが必要です。
通常、Profession Journalはプレミアム会員専用の閲覧サービスですので、プレミアム
会員のご登録をおすすめします。
プレミアム会員の方は下記ボタンからログインしてください。
プレミアム会員のご登録がお済みでない方は、下記ボタンから「プレミアム会員」を選択の上、お手続きください。