公開日: 2017/02/16 (掲載号:No.206)
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[平成29年1月1日施行]改正育児介護休業法のポイントと実務対応 【第6回】「改正への実務対応②」

筆者: 岩楯 めぐみ

[平成29年1月1日施行]

改正育児介護休業法ポイント実務対応

【第6回】
(最終回)

「改正への実務対応②」

 

特定社会保険労務士 岩楯 めぐみ

 

今回(最終回)は、改正育児介護休業法の実務対応として、どのような管理体制が必要となるか考えていきたい。

 

1 対象家族の範囲拡大への対応

【第1回】で述べたように、今回の改正により、介護休業等の介護に関わる制度の対象となる家族(対象家族)の範囲が拡大されている。

祖父母、兄弟姉妹、孫については、これまで「同居かつ扶養」の要件が付されていたが、この要件が廃止されたため、従業員一人につき対象となりうる家族の数は、家族構成にもよるが、かなり増えることになるだろう。

介護に関わる制度は、対象家族一人につき、一定期間・一定回数について利用できるものであるため、従業員それぞれについて、対象家族ごとに、期間や回数を管理する体制が必要となる。

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[平成29年1月1日施行]

改正育児介護休業法ポイント実務対応

【第6回】
(最終回)

「改正への実務対応②」

 

特定社会保険労務士 岩楯 めぐみ

 

今回(最終回)は、改正育児介護休業法の実務対応として、どのような管理体制が必要となるか考えていきたい。

 

1 対象家族の範囲拡大への対応

【第1回】で述べたように、今回の改正により、介護休業等の介護に関わる制度の対象となる家族(対象家族)の範囲が拡大されている。

祖父母、兄弟姉妹、孫については、これまで「同居かつ扶養」の要件が付されていたが、この要件が廃止されたため、従業員一人につき対象となりうる家族の数は、家族構成にもよるが、かなり増えることになるだろう。

介護に関わる制度は、対象家族一人につき、一定期間・一定回数について利用できるものであるため、従業員それぞれについて、対象家族ごとに、期間や回数を管理する体制が必要となる。

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連載目次

筆者紹介

岩楯 めぐみ

(いわだて・めぐみ)

特定社会保険労務士

大手食品メーカーを退職後、監査法人・会計系コンサルティンググループで10年以上人事労務コンサルティングの実施を経て、社会保険労務士事務所岩楯人事労務コンサルティングを開設。

株式上場のための労務整備支援、組織再編における人事労務整備支援、労務調査、労務改善支援、就業規則作成支援、労務アドバイザリー、退職金制度構築支援、人事制度策定支援等の人事労務全般の支援を行う。

【著書】
・「図解でスッキリわかる高年齢者雇用の実務ポイント」(共著/清文社)
・「企業再編・組織再編実践入門」(共著/日本実業出版社)
・「実務Q&Aシリーズ 募集・採用・内定・入社・試用期間」(共著/労務行政) 他

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