活力ある会社を作る
「社内ルール」の作り方
【第4回】
「就業規則による管理のポイント」
特定社会保険労務士 下田 直人
〈就業規則がなくなるわけではない〉
前回においては、企業統治についても「螺旋階段的発展の法則」に従って、以下のようなステップを踏んでいくという話をした。
これは、世の中全体もそうであるし、1つの企業の動向を見ても同じことがいえる。
[ステップ1]
経営者の考えや目に見えないが、皆がなんとなく共有している文化・風土による統治
[ステップ2]
明文化された規則による統治
[ステップ3]
戦略的に構築した文化や風土による統治

また、どんなに文化や風土による統治の時代が来たとしても就業規則が全くなくなるわけではないことも、IBMのレポートの中のコメントを引用して述べた。
今回は、就業規則による統治のポイントを述べてみたい。
最終的な上記[ステップ3]の文化や風土による統治に至る前段階の明文化された規則による統治のステージにいる企業にとって必要な事項となる。
〈明確化すべきは自社ルール〉
就業規則による統治のポイントは、労働基準法に定めのない部分に先回りして、「自社オリジナルのルール」として明確にしておくところにある。
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