活力ある会社を作る
「社内ルール」の作り方
【第7回】
「企業文化を就業規則に落とし込んだ会社の実例②」
特定社会保険労務士 下田 直人
今回も前回に引き続き、企業文化を就業規則に落とし込んだ会社の事例を見ていきたい。
〈有給休暇が無制限の会社〉
今回もアメリカの企業の事例から入っていこう。
この事例は、会社が大切にしている文化や価値観を直接ルールに落とし込んだものではないが、文化や価値観への“こだわり”が徹底しているからこそ導入できたルールの一例として見てほしい。
シカゴにある社員100名程度のイベント会社では、有給休暇の取得日数に制限がない。
また、管理もされていない。
つまりこの会社では、有給休暇を何日とっても構わないし、公式に誰が何日とったか記録しているものも存在しないのだ。
一見、このように見ると自由でのびのびした会社であり、従業員が休みを気ままに好き放題とっているようなイメージを持つかもしれない。
しかし、実際は異なる。
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