〈経理部が知っておきたい〉
炭素と会計の基礎知識
【第18回】
「指標・目標の開示 ~リスクや機会と向き合う企業の現在地とゴール」
公認会計士 石王丸 香菜子
〔ジャーナル食品社の登場人物〕

ジャーナル食品社は、加工食品の製造・販売を営む企業です。
サステナビリティ推進室で資料の整理をしていたミズノ室長は、ハルカちゃんの手元にふと目を止めました。
〈ミズノ室長〉
ハルカちゃん、そのスマートウォッチ、かっこいいわね!
〈ハルカちゃん〉
歩数を記録しているんです。
最近、帰り道は最寄り駅の一つ前で降りて歩くんですよ。
〈ツチヤくん〉
ひょっとして、山登りデビューに向けて体力づくりをしているの?
〈ハルカちゃん〉
はい!
目標を達成するために、毎日の歩数を指標として把握することにしたんです。
SSBJ基準でも、「指標及び目標」の開示が求められますしね。
* * *
SSBJ基準では、企業がサステナビリティ関連のリスク及び機会に関する開示を行うにあたり、次の4要素を開示することが求められます(【第14回】参照)。
① ガバナンス
② 戦略
③ リスク管理
④ 指標及び目標
「指標及び目標」の開示は、サステナビリティ関連のリスク又は機会に関する企業の取り組み状況を表す指標、設定している目標やその進捗状況を具体的に示すものです。
* * *
〈ミズノ室長〉
SSBJ基準の気候基準は、気候関連の指標として、「産業横断的指標等」と「産業別の指標」などの開示を求めているのよ。
〈ツチヤくん〉
「産業横断的指標等」は、どんな産業に属する企業でも開示すべき指標ということですね。
* * *
利用者にとって有用である可能性が高いと考えられる次の7項目が、「産業横断的指標等」とされています。
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