会計検査院「平成29年度決算検査報告」で特定検査対象となった
税制上の論点整理
【前編】
「開廃業手続による事業の引継ぎを行って事業を開始した場合における個人事業者の消費税の納税義務の免除について」
税理士・公認不正検査士(CFE)
米澤 勝
はじめに
会計検査院は、日本国憲法第90条等の規定に基づく、国の平成29年度の収入支出の決算などを検査した結果を、「平成29年度決算検査報告(以下「検査報告」と略称する)」としてまとめ、昨年11月9日、内閣に送付したことを公表している。
本稿では、検査報告の中で、「平成29年度決算検査報告の特色」のうち、「特定検査対象」として取り上げられた下記5項目のうちから、赤字で記した税制に係る2つのテーマについて前後編にわたり、検査報告の内容をまとめるとともに、解説として若干の私見を述べたい。
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