公開日: 2014/05/15 (掲載号:No.69)
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メンタルヘルス不調と労災 【第3回】「業務上の出来事と心理的負荷の関係」

筆者: 井下 英誉

メンタルヘルス不調と労災

【第3回】

「業務上の出来事と心理的負荷の関係」

 

社会保険労務士 井下 英誉

 

はじめに

前回は、「心理的負荷による精神障害の認定基準について(平成23年12月26日付基発1226第1号)」における労災認定要件を確認しながら、各要件の具体的解釈や労働基準監督署の実務上の取扱いについて解説した。

今回は、認定要件②「業務による心理的負荷」の強度の評価方法について解説し、評価の結果、労災の対象となり得る出来事にはどのようなものがあるのかについても触れたい。

 

1 業務による心理的負荷の評価指標

業務による心理的負荷の評価は「業務による心理的負荷評価表」(以下、「評価表」という)を指標として行う。

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【第3回】

「業務上の出来事と心理的負荷の関係」

 

社会保険労務士 井下 英誉

 

はじめに

前回は、「心理的負荷による精神障害の認定基準について(平成23年12月26日付基発1226第1号)」における労災認定要件を確認しながら、各要件の具体的解釈や労働基準監督署の実務上の取扱いについて解説した。

今回は、認定要件②「業務による心理的負荷」の強度の評価方法について解説し、評価の結果、労災の対象となり得る出来事にはどのようなものがあるのかについても触れたい。

 

1 業務による心理的負荷の評価指標

業務による心理的負荷の評価は「業務による心理的負荷評価表」(以下、「評価表」という)を指標として行う。

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連載目次

筆者紹介

井下 英誉

(いのした・ひでのり)

社会保険労務士

東京都出身、1995年早稲田大学社会科学部卒業。
2001年1月 労務プランニング井下事務所開設。
2014年1月 セントラル社会保険労務士法人へ組織変更

現在は、「労使トラブルの未然防止(予防労務)」に力を入れており、就業規則等の法的側面だけではなく、メンタルヘルスやコミュニケーション等の心理学的側面からトラブルを未然予防し、組織の生産性を高める指導を行っている。

【著書】
・『企業のための就業規則・人事労務規程 作成・運用ハンドブック』共著(第一法規)
・『人事労務課題解決ハンドブック』共著(日本経済新聞出版社)

関連書籍

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