活力ある会社を作る
「社内ルール」の作り方
【第1回】
「権利と義務で統治することの限界」
特定社会保険労務士 下田 直人
●連載にあたって●
皆様の会社でも、人が増えるにつれ、また、様々な価値観を持つ社員が増えるにつれ、社内を活性化させるためにどのような社内ルールを構築すべきか悩まれている企業も多いと思われる。
価値観が多様化する今日では、社員をひとつにまとめるための効果的な社内ルールの構築が急務となってきている。
そこで、本連載では「活力ある会社を作る社内ルールの作り方」について解説していきたい。
〈組織にはルールが必要〉
複数の人間がひとつの場所でひとつの目的に向かって同じ方向を見るには、一定のルールが必要となってくる。
ルールがなければ、それぞれの人が自分なりの考えに基づいて行動することになり、一定基準以上の高い成果を継続的に上げつづけることが難しくなるからだ。
集団を効率的、効果的に動かすには、ルールが存在し、また、そのルールが社員に理解されている必要がある。
この理解というプロセスに極めて重要なのが、「文書によるルールの明文化」である。
〈就業規則の必要性〉
社内ルールと言うと、皆さんは、何をイメージするだろうか。
おそらく、「就業規則」が思い浮かぶのではないだろうか。
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