公開日: 2013/11/21 (掲載号:No.45)
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活力ある会社を作る「社内ルール」の作り方 【第7回】「企業文化を就業規則に落とし込んだ会社の実例②」

筆者: 下田 直人

活力ある会社を作る

「社内ルール」の作り方

【第7回】

「企業文化を就業規則に落とし込んだ会社の実例②」

 

特定社会保険労務士 下田 直人

 

今回も前回に引き続き、企業文化を就業規則に落とし込んだ会社の事例を見ていきたい。

〈有給休暇が無制限の会社〉

今回もアメリカの企業の事例から入っていこう。

この事例は、会社が大切にしている文化や価値観を直接ルールに落とし込んだものではないが、文化や価値観への“こだわり”が徹底しているからこそ導入できたルールの一例として見てほしい。

シカゴにある社員100名程度のイベント会社では、有給休暇の取得日数に制限がない

また、管理もされていない

つまりこの会社では、有給休暇を何日とっても構わないし、公式に誰が何日とったか記録しているものも存在しないのだ。

一見、このように見ると自由でのびのびした会社であり、従業員が休みを気ままに好き放題とっているようなイメージを持つかもしれない。

しかし、実際は異なる。

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「社内ルール」の作り方

【第7回】

「企業文化を就業規則に落とし込んだ会社の実例②」

 

特定社会保険労務士 下田 直人

 

今回も前回に引き続き、企業文化を就業規則に落とし込んだ会社の事例を見ていきたい。

〈有給休暇が無制限の会社〉

今回もアメリカの企業の事例から入っていこう。

この事例は、会社が大切にしている文化や価値観を直接ルールに落とし込んだものではないが、文化や価値観への“こだわり”が徹底しているからこそ導入できたルールの一例として見てほしい。

シカゴにある社員100名程度のイベント会社では、有給休暇の取得日数に制限がない

また、管理もされていない

つまりこの会社では、有給休暇を何日とっても構わないし、公式に誰が何日とったか記録しているものも存在しないのだ。

一見、このように見ると自由でのびのびした会社であり、従業員が休みを気ままに好き放題とっているようなイメージを持つかもしれない。

しかし、実際は異なる。

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連載目次

筆者紹介

下田 直人

(しもだ・なおと)

特定社会保険労務士
社会保険労務士事務所エスパシオ代表

2002年に開業し、全国の中小企業を顧問先に持ち、人事労務のアドバイス、就業規則の作成、人事制度の構築などを行っている。
特に、単なる法的なアドバイスに留まらず、人間の心理面にも着目し、組織が活性化する労務管理のあり方を提案することをモットーとしている。
また、経営者のパーソナルコーチとして、定期的なコーチングにより経営ビジョンの明確化、経営計画の達成などにも成果を上げている。
その他に、全国の商工会議所や業界団体などで年間20回程度のセミナーを行っている。

【主な著書】
・『優良企業の人事・労務管理』(PHP)
・『勝ち組企業の就業規則』(PHP)
・『嫌われ上司になっても部下に教えたいルール』(中経出版)
など

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