活力ある会社を作る
「社内ルール」の作り方
【第8回】
「企業文化を体現した就業規則の作成へ」
特定社会保険労務士 下田 直人
〈就業規則を作るプロジェクトの立ち上げ〉
このシリーズも終盤に入ってきたが、今回は、企業文化や価値観が体現された就業規則の作成方法を見ていきたい。
就業規則の構成は、基本的には2部に分かれる。
ひとつは、労働時間や休日・休暇、給与体系などの労働条件を定めている部分。そしてもうひとつは、従業員が遵守すべき義務やルールを定めた服務規律と言われる部分である。
企業文化や価値観が明確になり、それに基づき物事を判断する文化が根付き始めたのであれば、就業規則もそれに基づいて規定されるべきである。
その際に、労働時間や休日・休暇、賃金体系などの労働条件に関するところは経営者側で決めることになろうと思うが、服務規律に関する部分は、その決定に際して従業員側にも参加してもらい決定する方が良い。
よく言う話であるが、人は他人に決められたルールより、自分たちで決めたルールの方を守ろうとするものだ。
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