活力ある会社を作る
「社内ルール」の作り方
【第9回】
(最終回)
「良心が発揮されるルールへの進化」
特定社会保険労務士 下田 直人
このシリーズもついに最終回となった。
前回は、企業文化を体現した就業規則の作成について、プロジェクト方式で従業員を巻き込む方法を紹介した。
今回は、さらに踏み込んで、就業規則の作成を通して、労使が一枚岩となり、お互いの良心を発揮できるようにする取組みを紹介したい。
なお、この方法は私のオリジナルではなく、仲間の社労士が取り組んでいるものであることを最初にお断りしておく。
しかし、大変意義のある取組みと思うので、シェアしておきたい。
〈「やさしい」組織〉
企業の価値観を大切にし、それをベースとした就業規則を作成するにあたっては、従業員が落ち着いて仕事に集中し、各人のパフォーマンスをフルに発揮できるような「安心感」を与えるものであることが、より重要になってくる。
働くことにビクビクしていたら100%の力を発揮することは難しいし、心から企業の価値観に共感などできないからだ。
「安心感」というと、健康に関連した福利厚生策などを思い浮かべるかもしれない。
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