公開日: 2013/12/19 (掲載号:No.49)
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活力ある会社を作る「社内ルール」の作り方 【第9回】「良心が発揮されるルールへの進化」

筆者: 下田 直人

活力ある会社を作る

「社内ルール」の作り方

【第9回】
(最終回) 

「良心が発揮されるルールへの進化」

 

特定社会保険労務士 下田 直人

 

このシリーズもついに最終回となった。

前回は、企業文化を体現した就業規則の作成について、プロジェクト方式で従業員を巻き込む方法を紹介した。

今回は、さらに踏み込んで、就業規則の作成を通して、労使が一枚岩となり、お互いの良心を発揮できるようにする取組みを紹介したい。

なお、この方法は私のオリジナルではなく、仲間の社労士が取り組んでいるものであることを最初にお断りしておく。
しかし、大変意義のある取組みと思うので、シェアしておきたい。

 

〈「やさしい」組織〉

企業の価値観を大切にし、それをベースとした就業規則を作成するにあたっては、従業員が落ち着いて仕事に集中し、各人のパフォーマンスをフルに発揮できるような「安心感」を与えるものであることが、より重要になってくる。
働くことにビクビクしていたら100%の力を発揮することは難しいし、心から企業の価値観に共感などできないからだ。

「安心感」というと、健康に関連した福利厚生策などを思い浮かべるかもしれない。

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「社内ルール」の作り方

【第9回】
(最終回) 

「良心が発揮されるルールへの進化」

 

特定社会保険労務士 下田 直人

 

このシリーズもついに最終回となった。

前回は、企業文化を体現した就業規則の作成について、プロジェクト方式で従業員を巻き込む方法を紹介した。

今回は、さらに踏み込んで、就業規則の作成を通して、労使が一枚岩となり、お互いの良心を発揮できるようにする取組みを紹介したい。

なお、この方法は私のオリジナルではなく、仲間の社労士が取り組んでいるものであることを最初にお断りしておく。
しかし、大変意義のある取組みと思うので、シェアしておきたい。

 

〈「やさしい」組織〉

企業の価値観を大切にし、それをベースとした就業規則を作成するにあたっては、従業員が落ち着いて仕事に集中し、各人のパフォーマンスをフルに発揮できるような「安心感」を与えるものであることが、より重要になってくる。
働くことにビクビクしていたら100%の力を発揮することは難しいし、心から企業の価値観に共感などできないからだ。

「安心感」というと、健康に関連した福利厚生策などを思い浮かべるかもしれない。

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連載目次

筆者紹介

下田 直人

(しもだ・なおと)

特定社会保険労務士
社会保険労務士事務所エスパシオ代表

2002年に開業し、全国の中小企業を顧問先に持ち、人事労務のアドバイス、就業規則の作成、人事制度の構築などを行っている。
特に、単なる法的なアドバイスに留まらず、人間の心理面にも着目し、組織が活性化する労務管理のあり方を提案することをモットーとしている。
また、経営者のパーソナルコーチとして、定期的なコーチングにより経営ビジョンの明確化、経営計画の達成などにも成果を上げている。
その他に、全国の商工会議所や業界団体などで年間20回程度のセミナーを行っている。

【主な著書】
・『優良企業の人事・労務管理』(PHP)
・『勝ち組企業の就業規則』(PHP)
・『嫌われ上司になっても部下に教えたいルール』(中経出版)
など

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