〔新規事業を成功に導く〕
フィージビリティスタディ10の知恵
【第6回】
「F/Sの目的を再確認する」
中小企業診断士 西田 純
前回は、F/Sを実施するうえでの経営ビジョンの重要性についてお話しました。
今回は、実施中に起こりがちなF/Sの目的と異なる方向性が見えてくる場合の対応についてお話します。
調査段階で社内の協力が得られにくくなるケースについてはすでにお話しましたが、それとは別に、予想しなかった外部の影響を受けてF/Sの方向性自体が当初とは変わってくるという場合があります。
▷ 外部環境の変化は予め予測しておく
ありがちなのが、F/S実施中に関係する規制あるいは許認可の仕組みに変化が起き、F/Sそのものにも影響を及ぼすことが懸念されるという場合です。あるいは経済・社会の変化が影響を与えるケースもあるかもしれません。また、技術の進歩も脅威となる場合があります。
このようなケースに備える意味で、F/Sの環境分析においては「PEST分析」という手法が取り入れられています。
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