《速報解説》
ASBJが「期中財務諸表に関する会計基準」等を公表
~補足文書として「実務対応報告及び移管指針において定めている期中の取扱い」も示す~
公認会計士 阿部 光成
Ⅰ はじめに
2025年10月16日、企業会計基準委員会は、「期中財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第37号。以下「期中会計基準」という)等を公表した。
これにより、2025年4月23日から意見募集されていた公開草案が確定することになる。
公開草案に寄せられた主なコメントの概要とそれらに対する対応も公表されている。
上場会社及び財務諸表利用者から中間決算と四半期決算は同じ会計基準等に基づいて行うべきであるとの意見が聞かれていたことから、「中間財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第33号)と「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第12号)などについて、統合した会計基準等とし、「期中財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第37号)及び「期中財務諸表に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第34号。以下「期中適用指針」という)などとして開発したものである。
文中、意見に関する部分は、私見であることを申し添える。
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