公開日: 2014/03/27 (掲載号:No.62)
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神田ジャズバー夜話 「11.ジントニック」

筆者: 山本 博一

カテゴリ:

多分、ネットで調べたのだろう。知らない会社からバー向けの雑誌やら酒の通販カタログやらが送られてくる。その内の一冊に東京の有名なバー7店のジントニックを紹介しているものがあった。ジンはゴードンだ、ブードルスだ、ライムじゃなくてレモンだ、いや何も入れない、小さなグラスを使うとか店によってバラバラで、どの店も「これが辿り着いた究極のジントニックです」のようなコメントをしていた。
味覚は人によって嗜好が異なり、体調や気分でも変わる。つまり味については万人共通の絶対的評価が存在しない。それでも繁盛していて、多くの客から「ここのジントニックは最高だね」などと言われれば、店の人も「うちのが究極だ」などと言ってみたくなる。

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味覚は人によって嗜好が異なり、体調や気分でも変わる。つまり味については万人共通の絶対的評価が存在しない。それでも繁盛していて、多くの客から「ここのジントニックは最高だね」などと言われれば、店の人も「うちのが究極だ」などと言ってみたくなる。

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連載目次

筆者紹介

山本 博一

(やまもと・ひろかず)

1956年2月29日、東京都江戸川区生まれ。同在住。
2007年2月に脱サラして神田の地下にジャズバーを開店。困窮しながらも6年を経て継続中である。
著書に、桑原聡氏と共著2010年「酒とジャズの日々」(医療タイムス 社2010年)がある。

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