女性会計士の奮闘記
【第30話】
「ようやくスタートラインへ」
公認会計士・税理士 小長谷 敦子
M子(独立したての会計士) N男(M子の幼馴染、中小企業経営者の息子)
〈P子〉
“素人”のあなたがアドバイスできると思ってるの?
〈M子〉
キャァァアー!!!
〈M子〉
・・・夢かぁ。
M子はP子からの1本の電話をきっかけに、自分の仕事のやり方に少し自信を無くしていました。N男にもなかなか連絡する気にはなれません。
しかし一方で、部門別損益表の作成をN男に丸投げしたようになっていて、「N男のことだから、放っておいているんじゃないかなあ」と、とても気になっていました。
そんな中、M子は街で白髪が増えたN男のお父さんの姿を偶然見かけ、「なんとかしなきゃ」と思い直し、「電話の方が早いか」とN男の携帯に電話をしました。
〈M子〉
N男、忙しい? また、会えるかな?
〈N男〉
待ってました! M子ちゃん!
〈M子〉
気持ち悪りぃ・・・
〈N男〉
・・・おいおい。
実はな、わが社の部門別損益表、けっこう進んだんだよ!
〈M子〉
えっ、本当?
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