最新!《助成金》情報
【第2回】
「雇用関連助成金の活用(その2)
《キャリアアップ助成金①》」
特定社会保険労務士 五十嵐 芳樹
はじめに
この連載の目的は、多様な助成金の簡潔な情報を提供し活用の可能性を判断いただくことであるため、申請手続の詳細な要件や書式と記載方法、添付書類などは、厚生労働省のホームページ又は行政担当窓口で確認する必要があることをご了承いただきたい。
キャリアアップ助成金
1 キャリアアップ助成金の目的
キャリアアップ助成金には、非正規労働者などのキャリアアップや正規雇用への転換促進を目的とした次の6コースがある。このうち「人材育成コースの有期実習型訓練」と「正規雇用等転換コース」は、要件を満たせば双方受けられる場合がある。
① 正規雇用等転換コース
有期契約労働者等の正規雇用への転換を助成
② 人材育成コース
有期契約労働者等に対する職業訓練の実施を助成
③ 処遇改善コース
有期契約労働者等の賃金テーブルの改善を助成
④ 健康管理コース
有期契約労働者等に対する法定外健康診断制度の導入を助成
⑤ 短時間正社員コース
短時間正社員の新規雇入や短時間正社員への転換を助成
⑥ 週所定労働時間延長コース
週所定労働時間の延長により社会保険加入を助成
2 全コースに共通する支給対象事業主の要件
全コース共通の対象事業主要件は次のものとなり、コースごとの事業主要件は厚生労働省や担当窓口で確認する必要がある。
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