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会社が取り組む社員の健康管理【第7回】「過重労働に伴う健康障害の防止」 佐藤 信 – 税務・会計のWeb情報誌『プロフェッションジャーナル(Profession Journal)』|[PROnet|プロネット]
公開日: 2013/04/18 (掲載号:No.15)
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会社が取り組む社員の健康管理【第7回】「過重労働に伴う健康障害の防止」

筆者: 佐藤 信

会社が取り組む

社員の健康管理

【第7回】

「過重労働に伴う健康障害の防止」

 

社会保険労務士 佐藤 信

 

1 はじめに

長時間にわたる過重な労働は、疲労の蓄積をもたらす最も重要な要因と考えられている。

労働者が疲労を回復することができないような長時間にわたる過重労働を排除していくとともに、労働者に疲労の蓄積を生じさせないようにするため、時間外・休日労働時間の削減、年次有給休暇の取得促進等のほか、事業場における健康管理体制の整備や健康診断の実施等、労働者の健康管理に係る措置の徹底が重要である。

今回は、過重労働による健康障害の防止措置について触れていくこととする。

 

2 長時間労働に基づく健康障害

くも膜下出血などの「脳血管疾患」や、心筋梗塞などの「心臓疾患」は、過重な仕事が原因で発症する場合があり、それに基づく死亡は「過労死」とも呼ばれる。

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会社が取り組む

社員の健康管理

【第7回】

「過重労働に伴う健康障害の防止」

 

社会保険労務士 佐藤 信

 

1 はじめに

長時間にわたる過重な労働は、疲労の蓄積をもたらす最も重要な要因と考えられている。

労働者が疲労を回復することができないような長時間にわたる過重労働を排除していくとともに、労働者に疲労の蓄積を生じさせないようにするため、時間外・休日労働時間の削減、年次有給休暇の取得促進等のほか、事業場における健康管理体制の整備や健康診断の実施等、労働者の健康管理に係る措置の徹底が重要である。

今回は、過重労働による健康障害の防止措置について触れていくこととする。

 

2 長時間労働に基づく健康障害

くも膜下出血などの「脳血管疾患」や、心筋梗塞などの「心臓疾患」は、過重な仕事が原因で発症する場合があり、それに基づく死亡は「過労死」とも呼ばれる。

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連載目次

筆者紹介

佐藤 信

(さとう・まこと)

社会保険労務士
佐藤社会保険労務士事務所
人事・労務管理information

1993(平成 5)年3月 法政大学経済学部経済学科卒
1993(平成 5)年4月 コンピュータ販売会社にて販売企画調査職担当
1997(平成 9)年 社会保険労務士試験合格
1998(平成10)年 佐藤社会保険労務士事務所開設
人事・労務管理のコンサルティング、労務監査、就業規則の作成、労働保険、社会保険の手続、セミナーや勉強会の講師などを行っています。

【講師業、執筆業】
1998(平成10)年から2010(平成22)年まで約13年間、週末に社会保険労務士資格取得の専門学校にて講師業を行うとともに、受験向けのテキスト等を執筆。その他実務者向け定期購読誌の原稿校正等を実施。
上記講師経験を活かし各種セミナー、企業研修の講師を行っています。
また、各種実務書籍等の執筆依頼についても承っております。

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