《速報解説》
生命保険協会から「はじめての気候変動対応ハンドブック」が公表される
~実務担当者向けに基本知識や行動の視点などの幅広いポイントを整理して紹介~
公認会計士 阿部 光成
Ⅰ はじめに
2019年11月15日、一般社団法人生命保険協会は、「はじめての気候変動対応ハンドブック~生命保険業界への影響と考えるべきこと~」を公表した。
気候変動対応は世界的な課題となっており、生命保険協会は、2019年4月に気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)提言に賛同を表明している。
気候変動対応ハンドブックは、はじめて気候変動の担当になった方を想定して、そもそも気候変動がなぜ大事なのかという基本的なことから、実務担当者としてどういったことを考えればいいのかまで幅広く整理した内容となっているとのことである。
文中、意見に関する部分は、私見であることを申し添える。
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