〈経理部が知っておきたい〉
炭素と会計の基礎知識
【第4回】
「Scope1の算定のしくみ」
公認会計士 石王丸 香菜子
〔PNパッケージ社の登場人物〕
PNパッケージ社は、パッケージや包装資材を専門に扱う中堅企業です。
経理部のシラトリくんは、取引先に送付する請求書を手際よく作成しています。
〈シラトリくん〉
次はジャーナル食品社への請求書だな。各商品の数量と単価に間違いがないかをチェックして・・・。
これで完成だ。
〈クロサワ部長〉
シラトリくんは経理に向いているなぁ。経理のことになると水を得た魚のようだね。
〈アオイちゃん〉
あの~、水を差すようですけど、こっちは慣れない作業で溺れかかった魚です・・・。
〈クロサワ部長〉
温室効果ガス排出量の算定の件か。Scope1の算定をしているんだったね。
* * *
温室効果ガスのサプライチェーン排出量は、「Scope1」・「Scope2」・「Scope3」の3つに区分けして算定します(【第3回】参照)。
サプライチェーン排出量 = Scope1排出量 + Scope2排出量 + Scope3排出量
この記事全文をご覧いただくには、プロフェッションネットワークの会員登録およびログインが必要です。
すでに会員登録をされている方は、下記ボタンからログインのうえ、ご覧ください。
Profession Journalのすべての記事をご覧いただくには、「プレミアム会員(有料)」へのご登録が必要となります。
なお、『速報解説』については「一般会員(無料)」へのご登録でも、ご覧いただけます。
※他にもWebセミナー受け放題のスーパープレミアム会員などがございます。
会員登録がお済みでない方は、下記会員登録のボタンより、ご登録のお手続きをお願いいたします。