《速報解説》
企業会計審議会、「監査基準の改訂に関する意見書」を公表
~監査上の主要な検討事項(KAM)記載は原則平成33 年3月決算分から~
公認会計士 阿部 光成
Ⅰ はじめに
平成30年7月5日付で(ホームページ掲載日は平成30年7月6日)、企業会計審議会は、「監査基準の改訂に関する意見書」を公表した。これにより、平成30年5月8日から意見募集していた公開草案が確定することになる。
これは、監査報告書において「監査上の主要な検討事項」を記載することなど、財務諸表利用者に対する監査に関する情報提供を充実させるものである。
意見書の公表に際して、公開草案に対する「コメントの概要及びコメントに対する考え方」(以下「コメント対応」という)も公表されているので、改訂監査基準の理解に資するものと思われる。
また、平成30年7月5日に開催された企業会計審議会の「資料3 監査基準の改訂について(公開草案からの修正箇所)」では、公開草案からの修正箇所が示されている。
文中、意見に関する部分は、私見であることを申し添える。
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