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《速報解説》 令和7年度改正へ結論持越しとなった「扶養控除等人的控除の見直し」~令和6年度税制改正大綱~

12月14日公表の与党大綱(令和6年度税制改正大綱)では、子育て世帯に関係する改正事項がいくつか示されている。
本稿ではそのうち令和7年度改正へ結論持越しとなったが、与党大綱の「第一 令和6年度税制改正の基本的考え方」の「6.扶養控除等の見直し」(以下「与党大綱前文」という)において具体的な見直しの内容が示された扶養控除、ひとり親控除、生命保険料控除について取り上げる。

# 篠藤 敦子
2023/12/18

《速報解説》 定額減税の概要と実施方法及び時期~令和6年度税制改正大綱~

生活必需品の物価の上昇が賃金の上昇を上回り、生活が苦しい世帯が増えてきている。国民の不満の高まりは国家運営に支障をきたしかねないことから、政府は2つの政策を実施する予定である。
まず1つが住民税非課税世帯等を対象とした重点支援地方交付金の追加支援であり、もう1つが「定額減税」である。本稿においては、令和5年12月14日に公表された自由民主党・公明党の「令和6年度税制改正大綱」(与党大綱)において明記された所得税と個人住民税の定額減税について解説する。

# 菅野 真美
2023/12/15

《速報解説》 東京国税局が文書回答事例にて、定年延長の際に一部の従業員に対してその延長前の定年に達したときに支払う一時金は退職所得に該当するとの回答示す

東京国税局は、令和5年6月26日(ホームページ公表は令和5年7月4日)に、定年延長に伴い打切支給の退職金の支給を受けた従業員が、定年延長期間中に確定給付企業年金から支給を受ける選択一時金について退職所得に該当するかの事前照会を受けたが、この件については、退職所得として差し支えないという回答をした。以下において、この文書回答について検討する。

# 菅野 真美
2023/07/10

《速報解説》 国税庁、税制適格ストックオプション要件の株価算定ルールを整備した改正通達を公表~あわせて「ストックオプションに対する課税(Q&A)」を改訂、新問6問追加~

既報のとおり、税制適格ストックオプションの要件の1つである権利行使価額要件(措法29の2①三)に関し、取引相場のない株式については株価算定ルールが明示されていないこと等からこれらを整備した改正通達案が5月30日付でパブリックコメントに付されていたが(意見募集は6月30日まで)、国税庁は7月7日付でこれらの改正通達を発遣した。

# Profession Journal 編集部
2023/07/10

《速報解説》 国税庁、R5改正を反映した給与所得者の特定支出控除の特例に関する情報を取りまとめ~給与等の支払者に加え、一定の場合でキャリアコンサルタントによる証明も可能に~

従業員の自発的な学び直し(リスキリング)を後押しするため、令和5年度税制改正では「給与所得者の特定支出控除の特例」の見直しが行われた。

# Profession Journal 編集部
2023/06/19

《速報解説》 国税庁、信託型ストックオプションの課税関係含むQ&Aを公表~有償型SOには当たらず給与課税との見解、発行会社には源泉徴収義務も~

国税庁は5月30日に「ストックオプションに対する課税(Q&A)(情報)」を公表、すでに一部報道がなされていたとおり、スタートアップ企業が導入を進めていた信託型ストックオプションの課税関係について見解を示した。

# Profession Journal 編集部
2023/05/31

《速報解説》 税制適格SO要件の「契約時の1株当たりの価額」について、取引相場のない株式では評価通達による算定認める改正通達案が公表される~意見募集は2023年6月30日まで~

上記の権利行使価額要件に係る「契約時の1株当たりの価額」に関し、取引相場のない株式については「株価算定ルールが明示されておらず、税制適格ストックオプションの発行等において不安定な税務実務となっている」との指摘がなされていたとして、国税庁は5月30日付でこれらを明確化する改正通達案を公表、パブリックコメントに付した(意見募集は2023年6月30日まで)。

# Profession Journal 編集部
2023/05/30

《速報解説》 信託契約終了により帰属権利者が取得した被相続人の居住用家屋等について空き家に係る譲渡所得の3,000万円特別控除は不適用~東京国税局からの文書回答事例~

令和4年12月20日(ホームページ公表は令和5年1月10日)に東京国税局が、 事前照会を受けた信託契約終了により帰属権利者が取得した被相続人の居住用家屋及びその敷地(以下「居住用家屋等」)について空き家に係る譲渡所得の3,000万円特別控除(以下「空き家控除」)(措法35③)の適用可否について、適用できないという回答を行った。この件について今回は検討する。

# 菅野 真美
2023/01/20

《速報解説》 空き家に係る譲渡所得の3,000万円特別控除の特例の拡充・延長~令和5年度税制改正大綱~

空き家に係る譲渡所得の3,000万円特別控除の特例(以下「空き家控除」という)とは、相続又は遺贈により被相続人の居住用家屋及びその敷地等を取得した相続人等が平成28年4月1日から令和5年12月31日までの間に居住用財産を譲渡した場合で、一定の要件に該当するときは、譲渡所得から3,000万円まで控除することができるものである。

# 菅野 真美
2023/01/10

《速報解説》 NISAの抜本的拡充と恒久化~令和5年度税制改正大綱~

令和4年12月23日(金)に閣議決定された「令和5年度税制改正大綱」では、家計の資産を貯蓄から投資へと積極的に振り向け、資産所得倍増につなげるため、NISAの抜本的拡充と恒久化が示された。新たな制度は、令和6年1月から適用される。

# 篠藤 敦子
2022/12/27
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