給与計算の質問箱 【第43回】「遅刻・早退と残業の相殺」
以下の①~③において、遅刻・早退と残業を相殺して給与計算することはできるのでしょうか。
① 従業員Aは1時間遅刻した。遅刻した当日、従業員Aは1時間残業した。
② 従業員Aは1時間遅刻した。遅刻した翌日、従業員Aは1時間残業した。
③ 従業員Aは1時間早退した。早退した翌日、従業員Aは1時間残業した。
ハラスメント発覚から紛争解決までの企業対応 【第40回】「取締役によるハラスメントについて他の取締役が負う責任」
私は当社の取締役を務めています。先日、当社を退職した従業員Aから、取締役Bからセクハラを受けたとして損害賠償を求める内容の通知書が内容証明郵便で届きました。当該通知書においては、取締役B以外の取締役に対しても、取締役として取締役Bのセクハラの責任を負うべきであるとして、損害賠償を求められています。私は取締役Bのセクハラについて知りませんでしたし、当社の従業員は1,000人を超えており、事業活動も広範囲にわたっていて、取締役の担当分野も相当程度細分化されていますので、他の取締役が何をやっているのかを把握することは事実上困難です。私は取締役BのセクハラについてAに対して損害賠償責任を負わなければならないのでしょうか。
〈一問一答〉副業・兼業に関する担当者のギモン 【第1回】「許可制・届出制の選択のポイント」
私の会社においても副業・兼業の制度を本格的に導入しようと考えています。
導入に伴い、副業・兼業の制度設計については、「許可制」と「届出制」の2つがあると聞きましたが、どちらがよいのでしょうか。
税理士事務所の労務管理Q&A 【第14回】「欠勤控除の計算方法」
従業員が傷病等により欠勤した場合に、その欠勤分を給与から控除することがありますが、今回は欠勤控除の計算方法と就業規則での規定の仕方について解説します。
ハラスメント発覚から紛争解決までの企業対応 【第39回】「セクハラ訴訟における被告の防衛のポイント」
当社の社員A(女性)が、上司B(男性)からセクハラを受けたと主張し、当社に対して損害賠償請求訴訟を提起しました。現在、裁判の準備をしているところですが、セクハラ訴訟における被告の防衛のポイントを教えていただけますでしょうか。
給与計算の質問箱 【第41回】「給与明細の電子交付における注意点」
当社では紙の給与明細書を従業員に渡していますが、給与計算ソフトを刷新して今後はWEB給与明細を交付(電子交付)する予定です。WEB給与明細を交付するにあたり注意点があればご教示ください。
ハラスメント発覚から紛争解決までの企業対応 【第38回】「フリーランス新法とハラスメント」
当社では、フリーランスの方に業務を委託することが増えています。先日、フリーランスの方を対象にした新法が成立し、当該新法においてはフリーランスに対するハラスメントに関する規制が含まれていると聞きましたので、当該規制の概要と当社が気をつけるべき点を教えていただけますでしょうか。
税理士事務所の労務管理Q&A 【第13回】「減給の制裁」
無断欠勤や遅刻等が多い従業員に対して、制裁として減給する場合がありますが、今回は、減給する場合の留意点等について解説します。
ハラスメント発覚から紛争解決までの企業対応 【第37回】「就活ハラスメント対策における注意点」
就活シーズンが始まり、当社でも会社説明会や採用選考の準備などが進められていますが、いわゆる就活ハラスメントについて、注意するべきポイントがあれば教えてください。
ハラスメント発覚から紛争解決までの企業対応 【第36回】「逆パワハラの申告があった場合の対応のポイント」
当社の社員Bから、上司であるA部長からパワハラを受けているとの申告があったため、A部長のヒアリングを実施したところ、A部長はパワハラの事実を否定するとともに、むしろ自分が部下Bから逆パワハラを受けていると主張しました。
逆パワハラとは、部下から上司に対するパワハラのことを意味すると理解していますが、A部長は自分にかかったパワハラの嫌疑をそらすため、逆パワハラにあっているなどと虚偽の主張をしているのではないかと疑っています。A部長の申告に対して、どのように対応するべきでしょうか。