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税理士が知っておきたい不動産鑑定評価の常識 【第33回】「面積の正確な把握が鑑定評価額を左右する」~なぜ登記簿面積と実測面積の相違が起こるのか~

土地や建物の評価額は、対象となる物件の経済的な価値という側面と、個々の物件の面積(土地の場合は地積とも呼ばれます。なお、以下、主に土地を対象に述べていきます)を基礎に成り立っています。しかし、ともすれば主な関心は価値的な側面に注がれ、面積はすでに固定して動かないものと受け止められているのではないでしょうか。

#No. 486(掲載号)
# 黒沢 泰
2022/09/15

空き家をめぐる法律問題 【事例42】「共有にある空き家の管理に関する民法改正」

私は、2人の兄弟と共同相続した土地・建物を3分の1ずつ共有していますが、遺産分割の見込みが立っておりません。建物は物置として利用しておりますが、先日、業者から建物を転貸する等したいとの提案を受けたため、前向きに検討しています。兄弟に手紙を送ったところ1名は賛成してくれましたが、もう1名からは回答がありません。このような状態で賃貸する際の注意点はありますか。

#No. 484(掲載号)
# 羽柴 研吾
2022/09/01

〔相続実務への影響がよくわかる〕改正民法・不動産登記法Q&A 【第9回】「新設された“海外在住者取得の日本の不動産につき国内の連絡先となる者を登記させる制度”の概要と注意点」

海外在住者が取得した日本の不動産につき、国内の連絡先となる者も登記されると聞きました。新たに創設されたこの制度について教えてください。

#No. 483(掲載号)
# 丸山 洋一郎、 松井 知行
2022/08/25

税理士が知っておきたい不動産鑑定評価の常識 【第32回】「接面街路との高低差が価格に与える影響」~鑑定評価と相続税財産評価の捉え方の相違~

接面街路と高低差のある土地はそれが減価要因として価格に影響する場合が多いのですが、なかには増価要因として作用することもあります。鑑定評価においては、それぞれの土地の用途や状況を踏まえながら価格に与える影響度を判断していますが、相続税の財産評価では接面街路との高低差に関する規定は置かれておらず、国税庁タックスアンサーにおいては利用価値が著しく低下している宅地の評価の取扱いがなされています。
今回は、両者の捉え方を比較しつつ、接面街路との高低差が価格に与える影響度について考えてみます。

#No. 482(掲載号)
# 黒沢 泰
2022/08/18

空き家をめぐる法律問題 【事例41】「空き家の管理と相続放棄に関する民法改正」

父は死亡するまでの1年間、自宅を出て施設で生活しており、私が父に頼まれて空き家となった家の管理をしていました。父には生前に借入金があったため、私は相続放棄をしたいと考えていますが、相続放棄をするにあたってどのようなことに留意するべきでしょうか。なお、母は既に他界しており、私のほかに相続人はいません。

#No. 480(掲載号)
# 羽柴 研吾
2022/08/04

〔相続実務への影響がよくわかる〕改正民法・不動産登記法Q&A 【第8回】「新設された不動産所有者の死亡情報を登記記録へ反映させる制度の概要と注意点」

新たに創設された不動産所有者の死亡情報を登記記録に反映させる制度について教えてください。

#No. 479(掲載号)
# 丸山 洋一郎、 松井 知行
2022/07/28

税理士が知っておきたい不動産鑑定評価の常識 【第31回】「評価の難しい「心理的瑕疵」のある不動産」~ガイドラインと減価の必要性~

心理的瑕疵とは、「対象物件自体や周辺環境にも問題ないが、その目的物を使用するにあたって心理的嫌悪感のある瑕疵」をいうとされ(※1)、具体的には過去の自殺、殺人、遺体発見までに時間を要した孤独死、事故死等がその対象とされています。いわゆる「事故物件」に該当する場合に問題となります。
(※1) 国土交通省「不動産取引における心理的瑕疵に関する検討会」第1回検討会(2020年2月5日)の資料5(公社)全国宅地建物取引業協会連合会「心理的瑕疵に係る現状と課題について」によります。
このような心理的瑕疵のある物件の評価に関しては、まだ評価手法が確立されておらず、不動産鑑定に当っても判断に迷う点が多いといえます。加えて、物件の特性(集合住宅、戸建住宅、事務所等が入居するビル、ホテル、その他の施設)によっても心理的な影響度は異なるでしょうし、同じ集合住宅の場合でも自殺のあった場所が専有部分なのか、共用部分なのかによっても異なると思われます。さらに、取引の形態(売買か賃貸借か等)、事故発生からの経過期間の長短も影響すると考えられます。今回はこのような物件の評価について取り上げます。

#No. 478(掲載号)
# 黒沢 泰
2022/07/21

空き家をめぐる法律問題 【事例40】「所有者不明土地管理制度を利用した悪臭問題対策」

私の自宅の隣家は空き家となっており、成長した樹木の枝が境界を越えて侵入しているだけでなく、ごみも投棄され悪臭が漂う日が続いています。隣家の登記簿上の名義人は知らない方で、行方も分かりません。隣家の悪臭問題は自治会でも以前から話題になっているのですが、どのように対応すればよいですか。
(注) 本事例では行政法上の対応は検討対象から外している。

#No. 476(掲載号)
# 羽柴 研吾
2022/07/07

〔相続実務への影響がよくわかる〕改正民法・不動産登記法Q&A 【第7回】「不動産所有者の住所変更登記義務化の概要と注意点」

不動産の所有者の住所変更登記も義務化されたと聞きましたが、具体的にどうなるのでしょうか。

#No. 475(掲載号)
# 丸山 洋一郎、 松井 知行
2022/06/23

税理士が知っておきたい不動産鑑定評価の常識 【第30回】「用途によって異なることもある大規模画地の価格」~マンション用地と戸建用地~

【第18回】では、「規模の大きな土地ほど単価が低いのはなぜか」ということについて解説しました(もちろん、これには例外的なケースもありますが、話を煩雑にさせないために、一般的な傾向を基に説明を行いました)。
今回も規模の大きな土地に関する内容を取り上げますが、【第18回】とは視点を変え、同じ規模の土地でも用途によって価格が変わり得ることを、マンション用地と戸建用地を例に考えてみます。

#No. 474(掲載号)
# 黒沢 泰
2022/06/16

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