公開日: 2015/08/20 (掲載号:No.132)
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『社外取締役』をめぐる「交際費」の取扱い

筆者: 新名 貴則

『社外取締役』をめぐる

「交際費」の取扱い

 

公認会計士・税理士 新名 貴則

 

-はじめに-

昨今、会社法や上場規程の改正により、社外取締役を選任する会社が増加している。

社外取締役を選任する目的は、コンプライアンスの強化であったり、先輩経営者からのアドバイスを期待してのものであったり、様々であろう。

このように社外取締役が増加してくると、この役職をめぐる交際費の取扱いについて、検討を行うケースが増えると予測される。

そこで本稿では、社外取締役をめぐる交際費課税の取扱いについて考えてみたい。

 

1 社外取締役とは

「社外取締役」とは、会社の取締役であって、次のすべてに該当する者のことである。

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「交際費」の取扱い

 

公認会計士・税理士 新名 貴則

 

-はじめに-

昨今、会社法や上場規程の改正により、社外取締役を選任する会社が増加している。

社外取締役を選任する目的は、コンプライアンスの強化であったり、先輩経営者からのアドバイスを期待してのものであったり、様々であろう。

このように社外取締役が増加してくると、この役職をめぐる交際費の取扱いについて、検討を行うケースが増えると予測される。

そこで本稿では、社外取締役をめぐる交際費課税の取扱いについて考えてみたい。

 

1 社外取締役とは

「社外取締役」とは、会社の取締役であって、次のすべてに該当する者のことである。

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筆者紹介

新名 貴則

(しんみょう・たかのり)

公認会計士・税理士

京都大学経済学部卒。愛媛県松山市出身。
朝日監査法人(現:有限責任あずさ監査法人)にて、主に会計監査と内部統制構築に従事。
日本マネジメント税理士法人にて、個人商店から上場企業まで幅広く顧問先を担当。またM&Aや監査法人対応などのアドバイスも行う。
平成24年10月1日より新名公認会計士・税理士事務所代表。

【著書】
・『新版 退職金をめぐる税務』(清文社)
・『Q&Aでわかる 監査法人対応のコツ』
・『現場の疑問に答える 税効果会計の基本Q&A』
・『148の事例から見た是否認事項の判断ポイント』(共著)
・『消費税申告の実務』(共著)
(以上、税務経理協会)

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