《速報解説》
「訂正報告書に含まれる
財務諸表等に対する
監査上の留意事項について」
(公開草案)の解説
公認会計士 阿部 光成
Ⅰ はじめに
平成25年5月31日付けで、日本公認会計士協会は、「監査・保証実務委員会研究報告「訂正報告書に含まれる財務諸表等に対する監査上の留意事項について」(公開草案)を公表した。
意見募集期間は、平成25年6月20日までである。
公開草案の本文は、日本公認会計士協会のホームページから入手できる。
なお、文中、意見に関する部分は、私見であることを申し添える。
Ⅱ 公開草案の内容
1 公開草案の趣旨
公開草案は、近年における、上場会社において不適切な会計処理が発覚しそれを原因として訂正報告書が提出されることになった場合の事例を基に、監査人として、監査業務の受嘱、監査計画の策定と監査手続の実施、第三者委員会又は内部調査委員会の調査報告書の利用の可否等の判断、監査人が交代している場合の対応、監査意見の表明等において監査上留意すべき事項を取りまとめ、実務上の適切な対応に資することとしたものである。
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