公開日: 2019/06/12
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《速報解説》 日本監査役協会、KAMに関するQ&A集の前編を公表~監査役等への支援ツールとして早期適用時に必要となる対応事項を解説~

筆者: 阿部 光成

《速報解説》

日本監査役協会、KAMに関するQ&A集の前編を公表

~監査役等への支援ツールとして早期適用時に必要となる対応事項を解説~

 

公認会計士 阿部 光成

 

Ⅰ はじめに

2019年6月11日、日本監査役協会は、「監査上の主要な検討事項(KAM)に関するQ&A集・前編」を公表した。

【参考】 日本監査役協会ホームページ
「監査上の主要な検討事項(KAM)に関するQ&A集・前編」を公表
KAM(Key Audit Matters)の選定は監査人が行うものの、監査役等(監査役もしくは監査役会、監査等委員会又は監査委員会)と協議した事項の中から選定されるため、監査役等は、KAMの取扱いにおいて重要な役割を果たすことが期待されている。

そこで、KAMの導入は新しい制度でもあり、監査役等への支援ツールとしてQ&A集を公表するものである。今後、後編の公表を予定している。

文中、意見に関する部分は、私見であることを申し添える。

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日本監査役協会、KAMに関するQ&A集の前編を公表

~監査役等への支援ツールとして早期適用時に必要となる対応事項を解説~

 

公認会計士 阿部 光成

 

Ⅰ はじめに

2019年6月11日、日本監査役協会は、「監査上の主要な検討事項(KAM)に関するQ&A集・前編」を公表した。

【参考】 日本監査役協会ホームページ
「監査上の主要な検討事項(KAM)に関するQ&A集・前編」を公表

KAM(Key Audit Matters)の選定は監査人が行うものの、監査役等(監査役もしくは監査役会、監査等委員会又は監査委員会)と協議した事項の中から選定されるため、監査役等は、KAMの取扱いにおいて重要な役割を果たすことが期待されている。

そこで、KAMの導入は新しい制度でもあり、監査役等への支援ツールとしてQ&A集を公表するものである。今後、後編の公表を予定している。

文中、意見に関する部分は、私見であることを申し添える。

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筆者紹介

阿部 光成

(あべ・みつまさ)

公認会計士
中央大学商学部卒業。阿部公認会計士事務所。

現在、豊富な知識・情報力を活かし、コンサルティング業のほか各種実務セミナー講師を務める。
企業会計基準委員会会社法対応専門委員会専門委員、日本公認会計士協会連結範囲専門委員会専門委員長、比較情報検討専門委員会専門委員長を歴任。

主な著書に、『新会計基準の実務』(編著、中央経済社)、『企業会計における時価決定の実務』(共著、清文社)、『新しい事業報告・計算書類―経団連ひな型を参考に―〔全訂第2版〕』(編著、商事法務)がある。

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