社員の不妊治療をサポートする会社環境整備のポイント
【後編】
Be Ambitious社会保険労務士法人 代表社員
特定社会保険労務士
飯野 正明
4 どんな制度が必要か
会社は不妊治療と仕事の両立を支援するために、どのような制度を整えればよいかについて考えてみます。
〈図表6〉 不妊治療を行っている従業員が受けられる支援制度等の実施状況
〈図表6〉を見ると実際には、制度として行っていると回答した会社の割合は9%となっており、まだまだ支援の制度化は進んでいないようです。支援をしていない理由としては、「要望等が表面化していないため」「対象者がいないため」「不妊治療を行っている従業員を把握していないため」が多く挙げられています。労働者が会社に「伝えていない」ので、「不妊治療と仕事の両立」を課題として捉えられていない現状となっていると考えられます。
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