対面が難しい時代の相続実務
【第6回】
「想定される場面(その4)」
-遺産分割調停における対応-
クレド法律事務所
弁護士 栗田 祐太郎
今回は、法定相続人間だけでの遺産分割協議では合意ができず、家庭裁判所の遺産分割調停を利用する場面を取り上げる。
【想定される場面(その4) 遺産分割調停における対応】
先日来、先生にご相談し、アドバイスをいただいている遺産分割協議の件です。
何度か相続人全員で話し合う機会を持ち、私なりに工夫して各人の考えを丁寧に聞いて進めてきたつもりですが、一部の相続人がずっと昔の出来事を持ち出して感情的になっており、なかなか話し合いが前に進みません。
今の形で話し合いを続けても解決は程遠いと考えますので、思い切って家庭裁判所に遺産分割調停を申し立てて、調停委員に交通整理をしてもらいながら協議を進めたいと考えています。
昨今の新型コロナウイルスの影響の有無を含めて、遺産分割調停手続についてアドバイスをいただけないでしょうか。
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