〈Q&A〉
税理士のための成年後見実務
【第9回】
「任意後見制度と民事信託の比較」
司法書士法人F&Partners
司法書士 北詰 健太郎
【Q】
顧問先の事業承継対策を進めるなか、認知症による意思能力の喪失に対する備えとして「任意後見制度」と「民事信託」の利用が選択肢に挙がっています。大株主は現経営者の母親であり、認知症になって議決権行使ができなくなることを懸念しています。どちらを選択したらよいのでしょうか。
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