〈一から学ぶ〉
リース取引の会計と税務
【第1回】
「リース取引の定義」
~“レンタル”や“購入”との違い~
公認会計士・税理士
喜多 弘美
◆「リース」ってなに?
経理の仕事をしていると、「リース」という言葉を聞くことがありませんか?
「これはリースだから会計処理に注意してね。」
筆者が新卒で経理の仕事をしていた時、資料を持った上司からそう声をかけられました。
当時、筆者は固定資産の担当で、固定資産台帳の登録や固定資産に関する会計伝票を作成する必要がありました。
この記事を読んでくださっている方には、同じような経験をされている方がいらっしゃると思います。
本連載では、当時の筆者のようにまだリース取引になじみのない経理実務担当者の方やリース取引について一から学びたい方を対象に、リース取引の会計と税務の基礎を解説していく連載となっています。
【第1回】となる今回は、リース取引の定義を確認し、レンタルや購入との違いを具体的に見ていきます。
(1) リース取引の定義
企業会計基準第13号「リース取引に関する会計基準」の第4項では、リース取引を以下のとおり定義しています。
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